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Ace Bailey

#19

Utah Jazz/SF / SG

年齢
19歳
身長
206cm (6-9)
体重
91kg (200lbs)
ドラフト
2025 1巡目 5位
NBA経験
1年目
2026-27 年俸
$9,523,080
出身
ラトガース大学
Rookie Scale Contract2025-2029FA予定: 2029

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025年ドラフト全体5位指名の19歳ながら、2025-26シーズンは72試合すべてで先発出場し、平均27.6分・13.8得点(PPGはリーグ平均帯)を残した点がまず評価に値します。206cm・91kgのサイズと高いリリースポイントを備え、Contested Jumper (コンテスト下でのジャンパー) を相手の手の上から放てるショットメイキングは、1年目の選手としては明確な武器です。3P試投は1試合5.5本・成功1.9本と、ルーキーウィングとしては躊躇のないボリュームを確保しており、Utah Jazzのハーフコートオフェンスにおける外角の出口として一定の役割を担っています。加えて USG% (ユーセージ率) 21.0 という平均帯の攻撃負荷を背負いながら TOV% (ターンオーバー率) は 9.2 と平均帯(低いほど良い)に収まっており、無理なドリブルやリスキーなパスで自らポゼッションを終わらせない経済性は、同年代のスコアラーとして貴重な資質です。守備でも平均0.7ブロック(リーグ平均帯)を記録し、からのヘルプでリムに手を伸ばす意識自体は1年目から備わっています。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

スコアリングの効率は現時点で最大の課題です。TS% (トゥルー・シューティング成功率) 53.3、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 52.0、FG% 44.3 はいずれもリーグ平均帯を下回り、13.8得点という数字が1試合12.4本という多いフィールドゴール試投に支えられた低効率な積み上げであることを示しています。3P成功率も34.4%と平均帯(35.0〜36.4%)に届かず、Volume Shooter (試投数の多いシューター) としてはまだ確率が伴っていません。フリースロー試投が1試合1.2本にとどまる点も深刻で、リムへの侵入とファウルドローによる効率の下支えがほとんど存在しないことを意味します。プレーメイクの引き出しも乏しく、平均1.8アシスト・AST% (アシスト率) 9.8 はリーグ平均帯で、やヘルプローテーションを引き出した後に第2の選択肢を提示できていません。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃面では USG% 21.0 とリーグ平均帯の負荷を担い、1試合12.4本のフィールドゴール試投のうち5.5本を3Pが占める、Wing Scorer (ウィング・スコアラー) 型の Shot Diet (シュート選択の内訳) を持ちます。高い打点からのキャッチ&シュート、およびワンドリブルからのプルアップ・ジャンパーは既にNBAレベルで成立しており、成功1.9本の3Pがハーフコートのスペーシングに寄与しています。ただし成功率は3P 34.4%・FG 44.3% にとどまり、TS% 53.3 / eFG% 52.0 はリーグ平均を下回る水準で、現時点ではボリュームが効率を伴っていません。フリースロー成功率75.0%(リーグ平均帯)自体は悪くないものの試投が1試合1.2本と少なく、ドライブでのリム到達とファウル獲得という最も効率の良い得点手段をほぼ使えていない点が、ORtg (オフェンシブ・レーティング) 110 という平均帯の数字に直結しています。一方で TOV% 9.2 は平均帯(低いほど良い)にあり、攻撃を自ら壊さない規律は保たれていますが、これは AST% 9.8 が示すとおり役割が「終点としてのスコアラー」に限定されていることの裏返しでもあります。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備では206cm・91kgのサイズと長いリーチを活かし、平均0.8スティール・0.7ブロック(ともにリーグ平均帯)を記録しています。一方でオンボールでの持続的な圧力には課題が残り、DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 120 は下位帯(118以上が悪い水準)に位置します。スクリーンナビゲーションでの遅れや、フィジカルなドライブに対する下半身の踏ん張りといった部分で狙われる場面が多く、Net Rating -10.7 が示すチーム全体の守備環境の悪さと合わせて評価する必要があります。リバウンドは平均4.2本(リーグ平均帯の下端)を確保するものの、TRB% (総リバウンド率) 7.2・DRB% (守備リバウンド率) 9.7 はいずれも平均帯に届かず、ボックスアウトからの確保よりも早くレーンへ走り出す意識が先行する傾向がうかがえます。ORB% (オフェンスリバウンド率) 4.8 は平均帯にあり、味方のシュート後にセカンドチャンスへ絡む動き自体は維持できています。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 72 試合先発 61 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

1 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26UTA19726127.65.5-12.444.31.9-5.534.40.9-1.275.01.42.84.21.80.80.71.52.713.8
通算17227.65.5-12.444.41.9-5.534.50.9-1.275.04.21.80.80.71.513.8
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ