ポジティブな特徴(強み)
AJ Griffinは、Duke大学を1年で去り2022年NBAドラフト全体16位でAtlanta Hawksに指名された、6-6/220lbs (198cm/100kg) というウイングとして理想的な体格を備えたコンボフォワードである。最大の武器はジャンプシュートのメカニクスであり、キャッチから最短距離で高い放出点へボールを運ぶコンパクトかつクイックなリリースを持つ。足元がセットされたはもちろん、アークに沿ってスライドしながらのリロケーション・キャッチ&シュートも高い再現性でこなせる点が、高校時代から一貫して評価されてきた資質である。
ルーキーイヤーとなった2022-23シーズンには、Atlanta Hawksのローテーションウイングとして早期に定着した。Trae Youngのピック&ロールからのドライブ&キックで生まれるコーナー/ウイングのオープンスリーを沈めるフロアスペーサーとして機能し、1巡目16位という指名順位に見合う即戦力性を示している。220lbsという体重はウイングとしては十分に厚く、フォワードとマッチアップしてもポストで簡単に押し込まれない体幹の強さを備えていた点も、ドラフト時点で評価されたフィジカル面の強みである。
NBAでの最終シーズンとなった2023-24シーズンの数字においても、TOV% (ターンオーバー率) は10.5%と評価基準上「平均以上」の帯に収まっており、オフボール主体で受け手に徹する役割の中で不用意なボールロストを持ち込まなかった点は数字上の美点である。同シーズンのFT% (フリースロー成功率) も100%(FTA (フリースロー試投数) 0.1本/試合という極小サンプルではあるが)を記録しており、ライン上でのタッチそのものは保たれていた。