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Armoni Brooks

#12

Valencia Basket (NBA退団・海外移籍)/SG / PG

年齢
28歳
身長
191cm (6-3)
体重
88kg (195lbs)
ドラフト
2019 2019年 ドラフト外 (Undrafted)
NBA経験
3年目
2026-27 年俸
LDLC ASVEL契約 (海外リーグ/NBA非所属)
Overseas Contract (海外リーグ契約)2026-2028 (海外契約)FA予定: 2028

2024年のNBA退団後、イタリア・LBAセリエA/ユーロリーグのオリンピア・ミラノに加入し2シーズン在籍。2025-26シーズンにLBAレギュラーシーズンMVP、ファイナルズMVP、イタリアカップMVPを獲得する活躍を見せた。2026年7月にフランス・ユーロリーグのLDLC ASVEL(ヴィルールバンヌ)と2年契約を締結してNBAから完全に離脱し、同年8月にはスペイン・リーガACB/ユーロリーグのバレンシア・バスケットへ2026-27シーズン限定のローン(期限付き移籍)で加入した。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

最大の武器はキャッチ・アンド・シュートを主体とした高精度の外角シューティング。2023-24シーズンのブルックリン・ネッツ在籍時(10試合出場、10.4分/試合)でも3P% (3ポイント成功率) 34.4%(3.2本試投/試合)を記録し、限られたプレータイムの中でも一定のアウトサイド精度を示した。オフボールでの絶え間ない動き出しとクイックリリースを兼ね備え、スクリーンを使った移動撃ちから得点を生み出せるムーブメントシューターとしての適性が高い。195ポンド(約88kg)のフィジカルでスクリーン際のコンタクトにも強く、シューティングウィンドウを作る技術に長ける。2024年のNBA退団後は活躍の場を欧州(イタリア・LBAセリエA/ユーロリーグ)に移し、オリンピア・ミラノでレギュラーシーズンMVP、ファイナルズMVP、イタリアカップMVPを立て続けに受賞。NBAでは開花しきれなかったハイボリュームかつ高精度の得点力を、欧州最高峰の舞台で証明してみせた。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

NBAでは2019年のドラフト外(Undrafted)からロケッツ、ラプターズ、ネッツの3球団で通算3シーズンほど出場機会を得たが、いずれも標準/2ウェイ契約でのロースター末端起用にとどまり、恒常的なローテーション定着には至らなかった。2023-24シーズンのネッツ在籍時サンプル(10試合、10.4分/試合)でもFG% (フィールドゴール成功率) 32.6%、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 44.8%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 44.6%と得点効率は低調で、AST% (アシスト率) はわずか6.0%・APG 0.5本にとどまるなど、プレーメイク面での付加価値も乏しかった。USG% (使用率) 18.8%と一定のショット機会は与えられていたが、それを効率的な得点に変換しきれなかった点がNBA定着を阻んだ一因。6-3(191cm)/195ポンド(約88kg)はシューティングガードとしては小柄な部類で、突出したレングスを持たないためNBAレベルでのディフェンス面の万能性には限界がある。2024年以降はキャリアの軸足を完全に欧州へ移しており、当面NBA復帰の見通しは立っていない。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

直近のNBA出場サンプルは2023-24シーズンのブルックリン・ネッツでの2ウェイ契約期間に限られる(10試合出場、10.4分/試合)。同スタッツでは4.2得点、FG% 32.6%、3P% 34.4%(3.2本試投)、TS% 44.8%、eFG% 44.6%、USG% (使用率) 18.8%を記録。ショット選択はキャッチ・アンド・シュートの3Pに大きく偏っており(FGA 4.6本中3.2本が3P)、リムアタックやセルフクリエイトによる得点創出は限定的だった。プレーメイクは二次的な役割で、AST% (アシスト率) 6.0%・APG 0.5本、TOV% (ターンオーバー率) 5.6%と、ボールを長く保持せずシューターとして機能する省エネ型の関わり方が特徴的だった。2024年のNBA退団後は欧州へ活躍の場を移し、イタリア・LBAセリエA/ユーロリーグ所属のオリンピア・ミラノで主力スコアラーへと役割を拡大。レギュラーシーズンMVP・ファイナルズMVP・イタリアカップMVPを獲得する活躍を見せ、NBA時代よりも高いオフェンス・ユーセージを任される中で高精度の外角シュートを供給し続けた。2026年7月にはフランス・ユーロリーグのLDLC ASVELと2年契約を締結してNBAから完全に離脱し、同年8月にはスペインのバレンシア・バスケットへ2026-27シーズン限定でローン移籍。引き続き欧州トップリーグの主力外角スコアラーとしてキャリアを継続する見込みである。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備面のNBAサンプルも2023-24シーズンのネッツ在籍時(10試合、10.4分/試合)に限られ、STL 0.1本・BLK 0.1本とスティール/ブロックの絶対数は少なかった。リバウンドではDRB% (ディフェンシブ・リバウンド率) 9.8%、ORB% (オフェンシブ・リバウンド率) 6.1%、TRB% (トータル・リバウンド率) 7.9%と、ガードとしては平均的な水準にとどまる。6-3(191cm)/195ポンド(約88kg)というサイズは突出したレングスやフレームの強さを持たず、NBAレベルでのポイント・オブ・アタック的なディフェンスの万能性には限界があった。NBA在籍時は主にキャッチ・アンド・シュート要員としての起用に終始しており、守備面がロースター残留の決め手になることはなかった。欧州移籍後もチーム内での役割は攻撃面の貢献が主体で、守備は副次的な位置づけのまま欧州トップレベルでのプレーを続けている。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2023-24

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 10 試合先発 0 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

3 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2023-24BKN2610010.41.5-4.632.61.1-3.234.40.1-0.250.00.71.11.80.50.10.10.30.34.2
2021-22TOT24541115.61.8-5.433.91.4-4.629.70.3-0.485.70.41.51.91.10.50.20.51.45.3
HOU2441816.82.1-6.134.71.6-5.230.00.4-0.584.20.31.72.01.20.50.20.61.56.2
TOR2413311.80.8-2.928.90.8-2.827.80.2-0.2100.00.61.11.71.00.50.20.31.12.6
2020-21HOU2320526.03.9-9.640.63.0-7.938.20.4-0.658.30.52.93.41.50.60.31.11.711.2
通算38417.52.3-6.335.91.7-5.233.40.3-0.470.82.21.10.50.20.66.6
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ