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Brice Sensabaugh

#28

Utah Jazz/SF / PF

年齢
22歳
身長
198cm (6-6)
体重
107kg (235lbs)
ドラフト
2023 1巡目 28位
NBA経験
3年目
2026-27 年俸
$4,862,237
Rookie Scale Contract2023-2027FA予定: 2027

2023年NBAドラフト1巡目28位指名に伴うルーキースケール契約。4年目のチームオプションが行使され2026-27シーズンまでUtah Jazzに在籍、2027年に制限付きFA (RFA) となる見込み。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2023年ドラフト1巡目28位指名から3年で着実に伸長し、2025-26シーズンは75試合出場で平均14.9得点を記録した。ルーキーイヤーの7.5得点・FG% 39.0%、2年目の10.9得点・FG% 45.9%からの上昇は一貫している。USG% (使用率) 24.4%という上位帯の攻撃比重を背負いながら、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 59.0%・eFG% (実効フィールドゴール成功率) 55.4%を上位帯に保ち、3P% 36.7%(上位帯:36.5-39.9%)を平均5.9本という実質的な試投量で成立させている点が22歳の得点役としての完成度を示す。FT% 82.6%も平均帯。特筆すべきはTOV% (ターンオーバー率) 10.3%で、上位帯(7.0〜8.4%)に当たり、高比重を託される若手スコアラーとしては極めて優秀なボール管理である。出場試合数も32→71→75と積み上がり、198cm・107kgの体格でフロアを広げるStretch Big (ストレッチビッグ) の役割を任せられる段階に達した。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

得点以外のボックススコア貢献が全面的に不足している。平均1.9アシスト・AST% (アシスト率) 12.4%は平均帯(9.0〜19.9%)に該当し、アシスト/ターンオーバー比1.1は下位帯(1.5未満)。自分のところでボールが止まりやすく、Connective Hub (コネクター&リンクマン) 的な循環役はまったく担えない。198cm・107kgというPF級の体格にもかかわらず平均3.1リバウンドは下位帯(3.9本以下)、DRB% (守備リバウンド率) 9.7%も下位帯(9.9%以下)、TRB% (総リバウンド率) 6.3%も平均帯(6.0〜10.9%)に届かない。STL 0.7本・BLK 0.2本はいずれも平均帯。DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 121は劣悪帯(117以上)、NetRtg -9.4も下位帯に沈む。加えて3P成功率は2024-25シーズンの42.2%から36.7%へ、FT%も90.2%→89.0%→82.6%と低下している。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

平均23.5分で11.4本のFG試投を放つ高比重のスコアラーであり、USG% 24.4%は上位帯に入る。試投の内訳は3Pが平均5.9本と半分以上を占め、トレーラーやピック&ポップからアウトサイドを射抜くStretch Big (ストレッチビッグ) としてスペーシングを供給しつつ、に対してはワンドリブルからのプルアップも織り交ぜる。3P% 36.7%(上位帯)、FG% 46.0%(平均帯)、TS% 59.0%・eFG% 55.4%(いずれも平均帯)と、量と効率を両立できている点は2年目までからの明確な進歩である。ただし2024-25シーズンに平均5.2本試投で42.2%だった3P成功率は、試投増加に伴い36.7%まで低下しており、ボリューム拡大の代償が表面化している。フリースロー試投2.7本は接触を作る回数として控えめで、FT% 82.6%(平均帯)の精度を活かしきれていない。AST% 12.4%が示すとおり、パスによる連鎖ではなくショット完結型の役割へ純化した攻撃像である。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備は評価が割れる領域である。一方でチームレベルの失点指標は厳しく、DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 121は劣悪帯(118以上、数値が低いほど良い)、NetRtg -9.4も下位帯に沈む。ディスラプション系はSTL 0.7本・BLK 0.2本といずれも平均帯で、にもパスラインの遮断にも寄与できていない。最大の問題はリバウンドで、PF級の体格を持ちながらDRB% 9.7%・平均3.1リバウンドは平均帯にとどまり、ボックスアウト後の回収でチームを助けられていない。Utah Jazz全体の守備文脈を差し引いても、攻撃で積み上げた価値を守備側で目減りさせている構図は明確である。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 75 試合先発 22 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

3 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26UTA22752223.55.3-11.446.02.2-5.936.72.2-2.782.60.72.33.11.90.70.21.71.914.9
2024-25UTA21711520.23.9-8.445.92.2-5.242.20.9-1.089.00.62.43.01.50.60.11.51.610.9
2023-24UTA20321118.32.7-6.839.01.1-3.629.61.2-1.390.20.52.73.21.70.40.21.51.37.5
通算317821.24.3-9.445.62.0-5.238.51.5-1.884.83.11.70.60.21.612.0
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ