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Cason Wallace

#22

Oklahoma City Thunder/PG

年齢
22歳
身長
191cm (6-3)
体重
88kg (195lbs)
ドラフト
2023 1巡目 10位
NBA経験
3年目
2026-27 年俸
$7,420,806
Standard Contract2024-2026FA予定: 2027

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

Oklahoma City Thunderで2025-26シーズンの77試合すべてに先発して平均26.6分を担い、平均1.9スティールというSTL (スティール) のエリート基準1.8本を上回る数字を残した、リーグ最高峰のオンボール・ディフェンダーです。長い腕とハンドスピードを武器に、Point of Attack(攻撃起点)でボールハンドラーに正対しながらディグ(ボールへの一撃)を差し込み、スクリーンには体を薄くして潜り込む執拗な追随を見せます。守備の成果はDRtg (ディフェンシブ・レーティング) 104という108以下のエリート帯、そしてNetRtg (ネット・レーティング) +12.4という+10超のエリート帯にそのまま表れています。攻撃面でもORtg (オフェンシブ・レーティング) 116は116-119の上位帯にあり、TOV% (ターンオーバー率) 8.2%は7%未満の平均以上の水準、平均ターンオーバーはわずか0.9本で、平均2.6アシストとの比率は約2.9とAST/TO (アシスト・ターンオーバー比) の上位帯(2.5-3.4)に入ります。FT% (フリースロー成功率) 80.9%も80-87.9%の上位帯であり、シュートタッチの精度そのものは確かなものです。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

2025-26シーズンの得点効率は明確に伸び悩みました。FG% (フィールドゴール成功率) 43.2%は平均帯45-47.9%を下回り、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 53.8%とeFG% (エフェクティブ・フィールドゴール成功率) 51.8%はいずれも平均ライン(それぞれ55%、53.5%)に届かない平均以下の水準です。3P% (3ポイント成功率) 35.1%は35-36.4%の平均帯にとどまり、3&D (3P&ペリメーター守備) を担うには上位帯36.5%以上の精度が欲しいところで、平均3.7本という試投数も相手の守備配置を動かすには不十分です。USG% (ユーセージ率) 14.1%と平均8.6得点はともに下位帯、AST% (アシスト率) 12.7%も平均帯15%に届かず、Point Guard (PG/ポイントガード) 登録ながら自らドリブルからアドバンテージを創出する役割は担えていません。平均フリースロー試投0.9本が示す通りリムへの圧力とファウルドローは乏しく、TRB% (トータルリバウンド率) 5.6%・DRB% (ディフェンシブリバウンド率) 7.9%・平均0.4ブロックもいずれも下位帯を下回り、191cm・88kgという体格ではスイッチ後に大型ウィングやビッグへディープポジションを許すリスクが残ります。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

USG% (ユーセージ率) 14.1%という下位帯の低使用率が示す通り、ボール支配率の高いスターの隣で余白を埋める&コネクター型のオフェンスです。コーナーやウィングに張って3P% (3ポイント成功率) 35.1%(平均帯)を平均3.7本試投し、キャッチと同時に放つクイックリリースでヘルプの寄りを遅らせますが、上位帯36.5%以上の脅威度には達していません。ハーフコートでのボトルネックはリム周りで、FG% (フィールドゴール成功率) 43.2%は平均帯を下回り、平均フリースロー試投0.9本が示すようにコンタクトを受けながら決め切る回数もファウルを得る回数も少なく、結果としてTS% (トゥルー・シューティング成功率) 53.8%・eFG% (エフェクティブ・フィールドゴール成功率) 51.8%は平均以下に沈みました。一方でポゼッションを浪費しない点は際立っており、TOV% (ターンオーバー率) 8.2%は平均以上の基準の7%未満、平均ターンオーバー0.9本に対して平均2.6アシスト(平均帯)を供給し、余計なドリブルを挟まず (ドリブル・) やドリフトで即座にボールを動かします。FT% (フリースロー成功率) 80.9%の上位帯とORtg (オフェンシブ・レーティング) 116の上位帯は、低ボリュームながら与えられた役割の中では十分に機能していたことを示しています。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備こそがCason Wallaceの本領で、2025-26シーズンの平均1.9スティールはSTL (スティール) のエリート基準1.8本を超え、DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 104は108以下のエリート帯、NetRtg (ネット・レーティング) +12.4も+10超のエリート帯です。Point of Attack(攻撃起点)でフルコートからピックアップし、シューターにはトップロック(外側から進路を塞ぐ)、スクリーンには潜って追随と、手数の多いオンボール守備で相手の初動を遅らせます。パスレーンの読みとハンドスピードによるスティールは相手のセットオフェンスを寸断し、そのままトランジションの起点にもなります。191cm・88kgというサイズゆえ、スイッチでを突かれた際に押し込まれる場面も残っています。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 77 試合先発 58 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

3 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26OKC22775826.63.3-7.643.21.3-3.735.10.7-0.980.90.82.33.12.61.90.40.92.08.6
2024-25OKC21684327.63.4-7.247.41.1-3.135.60.4-0.581.11.02.33.42.51.80.50.92.18.4
2023-24OKC20821320.62.6-5.449.11.2-2.941.90.4-0.578.40.61.62.31.50.90.50.51.66.8
通算322724.73.1-6.746.01.2-3.237.30.5-0.678.92.92.21.50.50.87.9
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ