ポジティブな特徴(強み)
身長211cm(6-11)の長身とウイングスパンに、ビッグマンとしては明確に上位の機動力を併せ持つ点が最大の武器です。ピック&ロールのからリカバリーまで、並のセンターより広い範囲を守れる身体的スペックを備え、リム前でのバーティカリティ(真上に跳ぶ守り方)を武器にシュートを落とさせます。2025-26シーズンは平均13.2分・27試合という限られた出番ながらBLK(ブロック)を平均0.9本記録しており、これは36分換算で約2.5本に相当する高いペースです。リムでの威嚇力そのものは出場時間に対して十分な水準を維持しています。
オンコートでのDRtg(ディフェンシブレーティング)108は、本サイトの評価基準で最上位帯とされる「108以下」にちょうど到達する数値で、彼がフロアに立っている間はリム周辺の失点を抑え込めていたことを示しています。
オフェンスリバウンドへの執着も光ります。ORB%(オフェンシブリバウンド率)8.0%は評価基準で平均以上(6.0〜9.9%)の帯に入り、セカンドチャンス創出に実際に寄与しています。スクリーナーとしてボールハンドラーに角度を作り、ダンカースポットへ潜り込んでロブやプットバックを狙う動き出しは素直で、平均0.7アシスト(AST% 6.4%)ながらでの判断はシンプルにまとめてオフェンスを停滞させません。ターンオーバーも1試合平均0.6個と実数では極めて少なく、与えられた役割の範囲内でボールを丁寧に扱います。
ルーキーイヤーを終えた後に判明した血栓症により2023-24シーズンを全休し、一時はキャリア存続すら危ぶまれた状況から実戦復帰を果たし、NBAロースターの座を争い続けている精神的な粘り強さも、この選手を評価するうえで欠かせない要素です。
