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Damian Lillard

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Portland Trail Blazers/PG / SG

年齢
36歳
身長
188cm (6-2)
体重
91kg (200lbs)
ドラフト
2012 1巡目 6位
NBA経験
13年目
2026-27 年俸
$13,398,000
Standard Veteran Contract2025-2027FA予定: 2027

2025年7月にMilwaukee Bucksからストレッチ・プロビジョン適用でウェイブされた後、古巣Portland Trail Blazersと複数年契約を結んで復帰。記載の$54,126,450は旧スーパーマックス契約に基づく2025-26シーズンの金額であり、Portlandとの現行契約の年俸とは異なる。2025年4月のアキレス腱断裂により2025-26シーズンは全休しており、DBにも同シーズンのスタッツ行は存在しない。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

Damian Lillardは、ディープレンジのプルアップ3Pを主武器とする Primary Initiator (司令塔・第一起点) 兼 Shot Creator (アイソレーション・スコアラー) である。DB上の最新スタッツ行である2023-24シーズン(Milwaukee Bucks在籍時、73試合/平均35.3分)では平均24.3得点・7.0アシストを記録し、PPG・APGともに上位帯に位置した。特筆すべきは USG% (使用率) 27.4%というエリート帯の重い負担を背負いながら TOV% (ターンオーバー率) を8.8%と平均的な水準に抑えた点で、高負荷ハンドラーとしては極めて稀な低リスク運用である。FT% (フリースロー成功率) 92.0%はエリート帯(88%以上)で、1試合7.0本という多い試投数と組み合わさり、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 59.0%という上位帯の総合効率を支えている。スクリーンの遥か手前からリリースできる射程と、そこへ繋がるのドリブルパッケージにより、のビッグを3Pラインの外まで引き出す戦術的重力を持つ。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

効率の内訳には明確な弱点がある。2023-24シーズンの FG% (フィールドゴール成功率) は42.4%と評価上の下位帯(43%未満)に沈み、eFG% (実効フィールドゴール成功率) も50.9%でリーグ平均を下回る水準にとどまった。TS%の高さはフリースロー依存で成立しており、コンテストされたプルアップ/を多投するショットセレクションそのものの効率は低い。3P% (3ポイント成功率) 35.4%も1試合8.5本という試投量に対して平均帯にとどまり、確率面での上積みはない。非得点面の貢献も薄く、BLK (ブロック) 0.2は平均帯、ORB% (オフェンスリバウンド率) 1.4%・TRB% (総リバウンド率) 6.0%はいずれも平均を下回り、リバウンド争いでの実効貢献はほぼ見込めない。加えて188cm・91kgという体格はスイッチ後の攻略の標的になりやすく、DBに2025-26シーズンのスタッツ行が存在しないため直近の稼働実績で検証できない点も、評価上の不確実要素として残る。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスは USG% (使用率) 27.4%(エリート帯)を占めるオンボール主導型で、平均35.3分の出場時間の大半をハンドラーとして起点に立つ設計である。1試合8.5本という3P試投量とハーフコートを跨ぐ射程が、相手のピック&ロール守備をディープドロップから引き上げさせ、ロールマンとのスペースを創出する。ただし成功率自体は35.4%と平均帯であり、価値の源泉は確率よりも試投量と射程が生む重力にある。得点効率の核はフリースローで、1試合7.0本の試投を92.0%(エリート帯)で沈めるため、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 50.9%(平均以下)と TS% (トゥルー・シューティング成功率) 59.0%(上位帯)の間に大きな乖離が生じている。配球面では AST% (アシスト率) 28.4%(エリート帯)・平均7.0アシストに対しターンオーバーは2.6本にとどまり、AST/TO比は約2.7で上位帯、TOV% (ターンオーバー率) 8.8%は平均帯である。ORtg (オフェンシブレーティング) 119はエリート帯で、重い試投量と低ミス率を両立した高負荷オフェンスエンジンとして機能していた。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備は個人指標とチーム文脈の乖離が大きい。STL (スティール) 1.0は上位帯、BLK (ブロック) 0.2は平均帯で、ディフレクションやによる守備イベントの創出はほとんどない。188cmというサイズゆえにスクリーンを用いたスイッチハントの標的にされやすく、での被攻略が相手のセットプレーの定番となる。リバウンドでも DRB% (ディフェンスリバウンド率) 10.2%は平均帯の下限、TRB% (総リバウンド率) 6.0%は平均的な水準で、ガードとしても回収面での貢献は限定的である。一方でギャンブルに走らずローテーションを守るチームディフェンスの遂行自体は破綻しておらず、NetRtg (ネットレーティング) +6.9という上位帯のオンコート収支に繋がっていた。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2023-24

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 73 試合先発 73 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

13 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2024-25MIL34585836.17.7-17.144.83.4-9.037.66.2-6.892.10.54.24.77.11.20.22.81.724.9
2023-24MIL33737335.37.4-17.542.43.0-8.535.46.5-7.092.00.53.94.47.01.00.22.61.824.3
2022-23POR32585836.39.6-20.746.34.2-11.337.18.8-9.691.40.84.04.87.30.90.33.31.932.2
2021-22POR31292936.47.7-19.040.23.2-9.832.45.5-6.287.80.43.74.17.30.60.42.91.324.0
2020-21POR30676735.89.0-19.945.14.1-10.539.16.7-7.292.80.53.74.27.50.90.33.01.528.8
2019-20POR29666637.59.5-20.446.34.1-10.240.17.0-7.888.80.53.84.38.01.10.32.91.730.0
2018-19POR28808035.58.5-19.244.43.0-8.036.95.9-6.491.20.93.84.66.91.10.42.71.925.8
2017-18POR27737336.68.5-19.443.93.1-8.636.16.8-7.491.60.83.64.56.61.10.42.81.626.9
2016-17POR26757535.98.8-19.844.42.9-7.737.06.5-7.389.50.64.34.95.90.90.32.62.027.0
2015-16POR25757535.78.2-19.741.93.1-8.137.55.5-6.289.20.63.44.06.80.90.43.22.225.1
2014-15POR24828235.77.2-16.643.42.4-7.034.34.2-4.986.40.64.04.66.21.20.32.72.021.0
2013-14POR23828235.86.7-15.942.42.7-6.839.44.5-5.287.10.43.13.55.60.80.32.42.420.7
2012-13POR22828238.66.7-15.742.92.3-6.136.83.3-3.984.40.52.63.16.50.90.23.02.119.0
通算1390036.28.1-18.443.83.1-8.437.45.9-6.590.04.36.81.00.32.825.1
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ