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De'Aaron Fox

#4

San Antonio Spurs/PG / SG

年齢
28歳
身長
191cm (6-3)
体重
84kg (185lbs)
ドラフト
2017 1巡目 5位
NBA経験
9年目
2026-27 年俸
N/A (未確認)
出身
ケンタッキー大学
Maximum Extension2021-2026FA予定: 2027

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

De'Aaron Fox (ディアーロン・フォックス) の核となる武器は、リーグ屈指の直線スピードと鋭いファーストステップを起点にしたペイントアタックです。2025-26シーズンはFG% 48.6%・eFG% (実効フィールドゴール成功率) 54.9%とともに上位帯を記録し、ガードとしては高い確率でリムまで到達し切る決定力を示しました。San Antonio Spursでは得点役から配球役へ重心を移し、平均6.2アシスト、AST% (アシスト率) 28.6%(いずれもエリート帯)を残しながら、TOV% (ターンオーバー率) 9.3%とAST/TO比2.70(ともに平均帯)というボール管理の堅実さを両立させています。オンコートのNet Rating +9.9、ORtg 119はエリート帯、DRtg 109は上位帯)も、彼が立つ時間帯にチームが優位を築けていることを示しており、72試合すべてに先発した稼働の安定性も価値の一部です。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

最も明確な課題はアウトサイドシュートの安定性です。2025-26シーズンの3P成功率は1試合5.5本の試投に対して33.2%と、リーグ平均帯(35.0〜36.4%)を下回りました。この確率帯で試投を続ける限り、で下がって守る相手からはプルアップ3を「打たせてよい選択肢」として扱われ、生命線であるドライビングレーンを塞がれます。FT成功率76.0%も平均帯にとどまり、フリースロー試投も1試合3.4本と、2023-24シーズンに記録した5.7本と比べて接触を作って加点する頻度が縮小しています。得点面では2025-26シーズンの平均18.6得点はPPGの平均帯(10〜19.9得点)に収まり、USG% (使用率) 24.2%も上位帯の下限にとどまるなど、単独で試合を決め切るボリュームスコアラーとしての比重は明確に後退しました。非得点面ではリバウンドが弱く、平均3.8リバウンド、ORB% 1.8%、DRB% 9.2%はいずれも平均を下回ります。191cm・84kg(185ポンド)という細身のフレームはスイッチ後のポストアップやフィジカルなウィングとの競り合いで不利に働き、ブロック0.3本(平均以下)が示す通りリム周りの抑止力も期待できません。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃はピック&ロールとトランジションの二本柱で構成されます。リーグ最速級のエンド・トゥ・エンドのスピードで相手ディフェンスがセットする前にペイントへ到達し、ハーフコートではスクリーンを使って相手ビッグを引き出したうえで、、リムフィニッシュ、ダイブするビッグへのポケットパスを使い分けます。2025-26シーズンは1試合14.5本の試投からFG% 48.6%・eFG% 54.9%(ともに平均帯)を記録した一方、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 57.8%は平均帯にとどまりました。これは3P成功率33.2%(平均以下)と1試合3.4本という少ないフリースロー試投の2要素が効率の上限を押さえている構造を反映しています。プレーメイクの質は高く、AST% 28.6%・平均6.2アシストに対しTOV% 9.3%(エリート帯)と、密集したペイント内へ突っ込みながらもボールロストを抑える判断の速さが光ります。USG% 24.2%は上位帯の下限で、自らフィニッシュするより味方の得点機会を作る比重が高い現在の役割を示しており、オンコートORtg 119(エリート帯)はこの分業がチーム攻撃として機能していることを裏付けています。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

平均1.2スティールは平均帯で、常時ギャンブルを仕掛ける型ではなく、パスレーンの読みとヘルプからのディグで散発的にライブボールを生み、それを自らのスピードでそのままトランジション得点へ転化できる点が付加価値です。一方で191cm・84kg(185ポンド)のフレームはスクリーンナビゲーションで引っ掛かった後の復帰や、スイッチ後のポストアップ対応において明確な弱点であり、相手オフェンスから狩りの標的に選ばれやすい状況にあります。リムプロテクションはブロック0.3本(平均以下)とほぼ機能せず、非得点貢献のうちリバウンドも平均3.8リバウンド、TRB% (トータルリバウンド率) 5.6%と平均を下回り、ガードとして見てもディフェンスリバウンドへの参加度は低い部類です。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 72 試合先発 72 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

9 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26SAS28727231.07.1-14.548.61.8-5.533.22.6-3.476.00.63.23.86.21.20.32.32.318.6
2024-25TOT27626236.18.7-18.846.31.9-6.131.04.2-5.182.70.93.94.86.31.50.42.82.623.5
SAC27454537.09.2-19.646.92.0-6.432.24.5-5.582.91.04.05.06.11.50.43.02.625.0
SAS27171734.07.4-16.544.61.5-5.627.43.5-4.281.90.53.84.36.81.50.32.42.719.7
2023-24SAC26747435.99.7-20.946.52.9-7.836.94.2-5.773.80.93.74.65.62.00.42.62.626.6
2022-23SAC25737333.49.3-18.251.21.6-5.032.44.7-6.078.00.53.64.26.11.10.32.52.425.0
2021-22SAC24595935.38.7-18.547.31.3-4.229.74.4-5.975.00.43.53.95.61.20.42.82.923.2
2020-21SAC23585835.19.1-19.147.71.8-5.532.25.2-7.271.90.62.93.57.21.50.53.02.925.2
2019-20SAC22514932.07.7-16.048.01.1-3.629.24.7-6.770.50.73.23.86.81.50.53.12.821.1
2018-19SAC21818131.46.2-13.645.81.1-2.937.13.7-5.172.70.53.23.87.31.60.62.82.517.3
2017-18SAC20736127.84.5-10.941.20.6-2.130.71.9-2.772.30.52.32.84.41.00.32.42.211.6
通算960333.07.8-16.647.11.6-4.733.23.9-5.274.63.96.11.40.42.721.1
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ