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Deandre Ayton

#5

Washington Wizards/C / PF

年齢
27歳
身長
213cm (7-0)
体重
114kg (252lbs)
ドラフト
2018 1巡目 1位
NBA経験
8年目
2026-27 年俸
$8,104,000
出身
アリゾナ大学
Standard Veteran Contract2025-2027FA予定: 2027

2025年夏にPORとのバイアウトで契約解除後、LALと2年契約で加入(2年目はプレイヤーオプション)

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025-26シーズンのDeandre Aytonは、役割を絞ったRim Runner (ロール&ダンカー) として極めて高いフィニッシュ効率を記録した。FG% (フィールドゴール成功率) 67.1%・TS% (トゥルー・シューティング成功率) 67.6%・eFG% (実効フィールドゴール成功率) 67.1%はいずれもエリート基準(順に55%、62%、58%)を大きく超える水準で、213cmの体躯とソフトタッチを確実に沈められる距離のシュートへ集中させた成果である。リバウンドは平均8.0本(上位帯)、TRB% (総リバウンド率) 15.4%・ORB% (オフェンスリバウンド率) 10.3%・DRB% (ディフェンスリバウンド率) 20.0%とすべてエリート帯に収まり、ボードでの占有力は健在である。ピック&ロールでは重量級のスクリーンで相手ガードを確実に引っかけ、そこからのダイブとで平均5.6本のフィールドゴールを沈めた。ターンオーバーは平均1.2本、TOV% (ターンオーバー率) 10.3%(平均帯=良好)と極めて少なく、72試合すべてに先発した稼働面の信頼性も含め、コスト効率の高い戦力として機能した。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

最大の制約はオフェンスにおける自己創出力の欠如で、USG% (使用率) 16.4%は評価基準上「下位」、平均8.3本という試投量ではエリート級の効率が総得点(平均12.5得点=平均帯)へ十分に変換されていない。3P (3ポイント) の試投は今季ゼロ本であり、ビッグマンとしてフロアを広げる機能を一切持たないため、を敷く相手に対してハーフコートのスペーシングを圧迫する要因となる。FT% (フリースロー成功率) 64.5%は評価基準上「下位」(68%未満)で、平均2.0本と試投自体も少なく、終盤の意図的ファウル戦術に狙われる余地を残す。パスの出口としてはほぼ機能せず、平均0.8アシスト・AST% (アシスト率) 4.4%はいずれも下位水準で、ポストに預けた局面でオフェンスが停滞しやすい。出場時間も平均27.2分と平均帯にとどまり、DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 116はリーグ平均(114前後)を上回る(=平均より悪い)水準で、守備でチームを支配するアンカーという評価には至っていない。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃での役割は明確に限定されており、USG% (使用率) 16.4%(下位)・平均8.3本の試投で、そのほぼ全量がリム周辺で完結する。ピック&ロールのスクリーナーとしてダイブし、ロブ・ダンク・ショートフックで仕留めるパターンが中心で、FG% (フィールドゴール成功率) 67.1%・TS% (トゥルー・シューティング成功率) 67.6%・eFG% (実効フィールドゴール成功率) 67.1%というエリート水準の効率は、ショットセレクションを絞り込んだ直接的な帰結である。3Pの試投がゼロ、フリースローも平均2.0本(FT% 64.5%は下位)であるため、シュートの多様性とファウルドロー量は乏しく、得点は平均12.5得点(平均帯)で頭打ちとなっている。プレーメイクの寄与は平均0.8アシスト・AST% (アシスト率) 4.4%と下位水準にとどまる一方、TOV% (ターンオーバー率) 10.3%(平均帯=良好)とボールを失わない点は美点で、ORB% (オフェンスリバウンド率) 10.3%(エリート帯)によるプットバックがハーフコートに追加ポゼッションをもたらす。総じて、量ではなく効率と省エネルギーで貢献するフィニッシャー型のプロフィールである。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

リバウンドはDRB% (ディフェンスリバウンド率) 20.0%・TRB% (総リバウンド率) 15.4%といずれもエリート帯で、ボックスアウトから守備ポゼッションを確実に終わらせる仕事は安定して果たしている(平均8.0本は総リバウンド数)。一方でブロックは平均1.0本とあくまで平均帯で、エリート級(2.0本以上)のRim Protector (ゴール下守護神) と呼べる領域には達していない。ペリメーターでのスイッチ対応では横方向の初速に限界があり、平均0.6スティール(下位)が示すようにボールへの絡みや読みによる貢献も乏しい。チームのDRtg (ディフェンシブ・レーティング) 116はリーグ平均(114前後)を上回る(=平均より悪い)位置にあり、彼の守備は「ペイントの容積を確保する堅実な柱」ではあっても、守備陣全体を引き上げるアンカーとまでは言えない水準である。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 72 試合先発 72 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

8 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26LAL27727227.25.6-8.367.10.0-0.00.01.3-2.064.52.65.48.00.80.61.01.22.212.5
2024-25POR26404030.26.6-11.756.60.2-0.818.81.0-1.566.73.17.110.21.60.81.01.72.214.4
2023-24POR25555532.47.8-13.657.00.0-0.210.01.2-1.482.33.27.911.11.61.00.81.82.016.7
2022-23PHX24676730.47.8-13.258.90.1-0.429.22.3-3.076.02.67.410.01.70.60.81.82.818.0
2021-22PHX23585829.57.6-12.063.40.1-0.336.81.8-2.474.62.67.710.21.40.70.71.62.417.2
2020-21PHX22696930.76.2-10.062.60.1-0.320.01.9-2.576.93.37.210.51.40.61.21.52.814.4
2019-20PHX21383232.58.2-14.954.60.1-0.323.11.8-2.375.33.97.611.51.90.71.52.13.118.2
2018-19PHX20717030.77.2-12.358.50.0-0.10.02.0-2.774.63.17.110.31.80.90.91.82.916.3
通算847030.37.0-11.859.90.1-0.324.71.7-2.374.510.11.50.71.01.715.8
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ