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Desmond Bane

#3

Orlando Magic/SG / SF

年齢
28歳
身長
198cm (6-6)
体重
98kg (215lbs)
ドラフト
2020 1巡目 30位
NBA経験
6年目
2026-27 年俸
$39,446,090
Rookie Max Extension2024-2029FA予定: 2029

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025-26シーズンのDesmond Baneは、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 60.7%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 55.3%、FG% (フィールドゴール成功率) 48.4%と主要な効率指標をすべて平均以上の帯で揃えた高効率スコアラーです。3P% (3ポイント成功率) は平均5.2本試投で39.1%、FT% (フリースロー成功率) は90.8%とエリート水準に達しており、コンパクトで再現性の高いリリースはキャッチ&シュートでもリロケーション直後の一本でも崩れません。USG% (使用率) 22.4%という負荷の中でTOV% (ターンオーバー率) 8.9%・平均2.0ターンオーバーに収めるボールセキュリティは上位帯であり、Orlando Magicのハーフコートにおいてミスで攻撃回数を失わせない潤滑油として機能します。98kgの強靭な体幹でを擦り抜け、ドライブ時のコンタクトにも押し負けないため、2ポイントも平均9.5本試投から5.1本成功と内側の得点を伴っています。82試合フル出場という稼働率も、ローテーションを固定できる価値として極めて大きい要素です。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

懸念は、得点者としてのボリュームとクリエイト力がともに縮小している点にあります。平均20.1得点は上位帯の下限に位置し、3ポイント試投も平均5.2本と、スペーサーとしての射撃量は評判から想起されるほど多くありません。AST% (アシスト率) 19.0%・平均4.1アシストはいずれも平均帯で、ハーフコートが膠着した局面を独力で打開する第一起点にはなりきれず、得点機会の相当部分を周囲のクリエイトに依存する構造です。リバウンドはDRB% (守備リバウンド率) 8.4%、TRB% (総リバウンド率) 5.9%といずれも平均を下回り、198cmのウイングとしてディフェンスボードの確保に貢献できていません。平均1.0スティール・0.5ブロックはともに平均帯で、守備における能動的なイベント創出も乏しく、相手のエースを止める役目を任せられる水準ではありません。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスでの立ち位置は、Off-Ball Shooter (ムーブメントシューター) とセカンダリークリエイターの中間です。平均14.7本のフィールドゴール試投から7.1本成功でFG% (フィールドゴール成功率) 48.4%、内訳は3ポイントが平均5.2本試投から2.0本成功の39.1%、2ポイントが平均9.5本試投から5.1本成功で約54%、フリースローは平均4.2本試投から3.8本成功の90.8%であり、リング周辺・ミドル・アウトサイドのいずれでも取りこぼしが少ないバランス型の得点分布です。 (ドリブル) から立ち上がりざまに放つ精度に加え、クローズアウトを受けた際にワンドリブルでプルアップかドライブへ切り替える判断の速さが持ち味で、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 60.7%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 55.3%という上位帯の効率と、TOV% (ターンオーバー率) 8.9%という平均的な水準のボールセキュリティに結実しています。一方でUSG% (使用率) 22.4%、AST% (アシスト率) 19.0%が示す通り、Orlando Magicではオンボールの主導権を握る役割から一歩引いており、平均5.2本という3ポイント試投量もオフェンスの中心軸に据えるには物足りません。結果として出場時のORtg (オフェンシブレーティング) は114と概ねリーグ平均並みにとどまり、彼の高い効率は「量を伴わない質」として現れています。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

ローテーションの規律は高く、ナローダウンからのディグやクローズアウトの距離感といったスキーム順守の面で余計な失点を増やさないタイプと言えます。ただし平均1.0スティール・0.5ブロックはともに平均帯で、パスラインを切って一気に攻撃へ転じるような能動的なイベント創出は少なく、リム周辺での抑止力もほぼ期待できません。最大の弱点はディフェンスリバウンドで、平均4.1リバウンド・DRB% (守備リバウンド率) 8.4%は平均を下回る水準にあり、ウイングとして味方ビッグのボックスアウトを援護し切れずセカンドチャンスを与える場面が残ります。一方でORB% (攻撃リバウンド率) 3.4%は平均帯にあり、82試合を全休なく戦い抜いた耐久性と併せて、守備側の穴を最小限に抑えつつ計算が立つローテーション要員としての価値は確保しています。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 82 試合先発 82 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

6 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26ORL28828233.67.1-14.748.42.0-5.239.13.8-4.290.81.22.94.14.11.00.52.03.120.1
2024-25MEM27696832.07.1-14.848.42.4-6.139.22.6-2.989.40.95.26.15.31.20.42.42.419.2
2023-24MEM26424234.48.6-18.546.43.3-8.638.13.3-3.887.00.93.54.45.51.00.52.72.923.7
2022-23MEM25585831.77.8-16.247.92.9-7.040.83.1-3.588.30.74.35.04.41.00.42.22.621.5
2021-22MEM24767629.86.7-14.546.13.0-6.943.61.8-2.090.30.63.84.42.71.20.41.52.618.2
2020-21MEM23681722.33.4-7.346.91.7-4.043.20.6-0.781.60.52.63.11.70.60.20.91.89.2
通算639530.56.6-14.047.42.5-6.140.62.5-2.889.24.53.81.00.41.918.3
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ