Baseline
選手一覧に戻る

Dylan Harper

#2

San Antonio Spurs/PG / SG

年齢
20歳
身長
196cm (6-5)
体重
98kg (215lbs)
ドラフト
2025 1巡目 2位
NBA経験
1年目
2026-27 年俸
$12,989,040
出身
ラトガース大学
Rookie Scale Contract2025-2029FA予定: 2029

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025年ドラフト全体2位でスパーズ入りした20歳のルーキーながら、出場69試合全てで先発を務め、初年度から主力の一角を担っている。FG%50.5%は平均を上回る帯に入る効率的な数字で、ターンオーバー率9.3%も上位帯の低さに抑えられており、USG%21.1%の使用率を背負いながらも荒さを感じさせないハンドリングを見せている。オンコートのネットレーティングは+9.5(上位帯)、DRtgも107(エリート帯)と、ルーキーながらチームの好調な数字に貢献している。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

全体2位指名の1年目として最大の課題は外角の精度である。3P% (3ポイント成功率) 34.3% は評価基準の平均帯 (35.0-36.4%) に届かず、FT% (フリースロー成功率) 75.6% も平均帯の下端にとどまる。ハーフコートで守備がドロップして距離を与えたとき、それを罰しきる射程がまだ確立されていない。

総合効率指標もまだルーキーの水準にある。AST% (アシスト率) 24.6% も上位帯にとどまり、198cmのサイズを持つ大型ガードとしてはまだ純粋な司令塔としての配球量に達していない。

非得点面の制約も残る。リバウンド3.4本は下位帯、ブロック0.3本も下位帯で、TRB% (総リバウンド率) 7.0% はサイズから期待される水準を下回る。出場時間22.6分は平均帯であり、サンアントニオの既存ガード陣との併用の中で負荷を制限された1年目であった点も、現時点の評価を暫定的なものにとどめている。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

外角に構えて相手ディフェンスをペリメーターに張り付かせ、味方ハンドラーのドライブスペースを確保。ボールを受け取れば迷わずクイックリリースで3P(成功率34.3%)を射抜き、無駄なドリブルを挟まず高効率にポゼッションを完了させる。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

ディフェンスは1年目にして既に明確なプラス材料である。198cm・98kgというガードとしては規格外のサイズがスイッチ耐性を生み、1番から3番までの複数ポジションを担保できる守備的な汎用性がスパーズのローテーションで機能している。

リバウンドとルーズボールの回収でも体格が効いている。DRB% (守備リバウンド率) 10.6%、ORB% (オフェンスリバウンド率) 3.3% はいずれも平均帯で、ガードとしてはディフェンスリバウンドの終結に一定の関与ができている。ボール保持の安全性を示す TOV% (ターンオーバー率) 9.3% も平均帯 (8.5〜11.5%) で、守備からトランジションへ移行する局面でポゼッションを無駄にしない。

一方で、ボールから離れた場所でのイベント創出はまだ乏しい。スティール0.8本は平均帯、ブロック0.3本は下位帯であり、パスレーンを読んで攻撃権そのものを奪い返す枚数、あるいはヘルプでリムを守る枚数は現時点で限定的だ。TRB% (総リバウンド率) 7.0% も体格から期待される水準には届いておらず、守備の価値は「サイズによる失点抑制」に寄っていて「攻撃権の奪取」には広がっていない。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 69 試合先発 4 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

1 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26SAS2069422.64.8-9.550.50.9-2.634.31.3-1.775.60.82.63.43.90.80.31.42.011.8
通算16922.64.8-9.550.50.9-2.634.61.3-1.776.53.43.90.80.31.411.8
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ