ポジティブな特徴(強み)
明確な武器はフロアスペーシングであり、その価値はキャリアを通じて一貫している。本データベース上で最新の本格稼働シーズンとなる2023-24シーズン(クリーブランド・キャバリアーズ在籍時)では82試合すべてに出場し、3P% (3ポイント成功率) 37.6%(1試合4.8本試投)という「平均以上」帯(36.5〜39.9%)の外角成功率を記録した。FT% (フリースロー成功率) 85.0%も同じく「平均以上」帯(80.0〜87.9%)にあり、リリースの速いワンモーションのシュートメカニクスと純粋なシューティングタッチの確かさを裏付けている。
総合的なショット効率も高く、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 58.7%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 57.1%はいずれも評価基準上の「平均以上」帯に位置する。加えてTOV% (ターンオーバー率) 8.7%は「エリート」水準(8.5〜11.5%)にあり、1試合あたりターンオーバー0.9個という数字が示す通り、ボールを受けた瞬間に「打つか、回すか」を決める0.5秒判断が徹底されている。攻撃のリズムを止めず、かつボールを失わないという一点において、彼はリーグでも上位のロールプレイヤーである。
インパクト系の指標も自らの役割の範囲内で確実にプラスを積み上げている。
プレースタイル面では、ピック&ポップからのトレイル3P、コーナーおよびウイングでのリロケーション、ドリブル () でのスクリーナー役という、現代のスペーシングビッグに求められる業務を型通りに高精度で遂行できる。201cm・104kgの厚みあるフレームはスクリーンのヒット力を高め、サイズのが生まれた場面ではポストでシールして得点する引き出しも持つ。ユタ・ジャズ、フィラデルフィア・76ers、クリーブランド・キャバリアーズといずれもプレーオフ争いをするチームでローテーションを任され続けてきた事実が、システムを問わず即座に噛み合える再現性の高さを示している。
