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Jacob Toppin

#00

Hapoel Tel Aviv (イスラエル / NBA退団)/SF / PF

年齢
26歳
身長
206cm (6-9)
体重
91kg (200lbs)
ドラフト
2023 2023年 ドラフト外 (Undrafted)
NBA経験
3年目
2026-27 年俸
N/A (NBA以外でプレー中)
海外リーグ契約 (Hapoel Tel Aviv, NBA外)3年契約 (2028-29シーズンまで, Hapoel Tel Aviv)FA予定: 2029

2025年7月にアトランタ・ホークスとツーウェイ契約を再締結したが、Gリーグ(カレッジパーク・スカイホークス)出場中の2025年11月29日に右肩関節唇断裂を負い、シーズン絶望の手術を受けた後、同年12月15日にホークスから解雇されNBA所属チームなしの状態に。2026年7月、イスラエルのハポエル・テルアビブと契約しNBAを離れ欧州でのプレーに移行した。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

アスレティシズムを最大の資本とするコンボフォワード。206cmの長身と長いウイングスパン、そして垂直方向の跳躍力を活かし、リム上の高い打点でフィニッシュできる点が持ち味である。Kentucky大時代から高い打点のダンクとトランジションでの走力に定評があり、NBAで与えられた極小のサンプルの中でも、その決定力自体は数値に表れている。

2025-26シーズンは5試合・平均3.4分という限られたレンジで、FG% 66.7%(平均0.8/1.2本)、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 66.7%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 66.7% を記録した。2023-24シーズン(9試合・平均4.2分)でもFG% 55.6%、TS% 64.3%、eFG% 65.0% を残しており、いずれもリーグ基準ではelite帯(FG% 55.0%以上、TS% 62.0%以上、eFG% 58.0%以上)に相当する成功率である。ショットセレクションがペイント内のカット、ダイブ、トランジションのリムランに限定されている分、無駄撃ちが一切なく、与えられた少数のタッチを高確率で得点に変換できている。

ボールを大切に扱う規律も一貫している。TOV% (ターンオーバー率) は2025-26シーズンが0.0%(ターンオーバー平均0.0本)、2023-24シーズンが7.1%(同0.1本)で、いずれも7.0%未満というelite帯に収まる。役割を逸脱した自己創出を試みず、キャッチしたらすぐに次のアクションへ移してスペースを空ける判断ができており、限定的な出場時間でもオフェンスの流れを止めない。

身体条件としてはSF (スモールフォワード) とPF (パワーフォワード) の両方を担当できるサイズと機動力を備えており、スイッチを前提とする現代型フォワードに必要なフレームは持っている。ヘルプからの・ブロックやトランジションでのチェイスダウンといった、長さと爆発力が直接生きる場面での貢献ポテンシャルは明確にある。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

NBAでのサンプルが極端に小さい。通算でも2023-24シーズンの9試合・平均4.2分と、2025-26シーズンの5試合・平均3.4分(総出場時間にして17分程度)しかなく、この規模では効率系の数値がそのまま実力を示すとは言えない。

生産量の絶対値は極めて低い。2025-26シーズンは平均1.6得点・0.2リバウンド・0.2アシストで、PER (プレイヤー・エフィシエンシー・レーティング) は9.4 とリーグ平均15.0を大きく下回る平均以下帯(12.0未満)に沈む。USG% (使用率) も2023-24シーズン13.3%、2025-26シーズン14.0%と17.9%以下の平均以下帯で、オフェンスの起点として任された経験がない。

最大の構造的な弱点はアウトサイドシュートが未証明であること。2025-26シーズンは3P試投が0本、2023-24シーズンも平均0.4本の試投で3P% 25.0%(33.0%未満は平均以下帯)に留まる。ディフェンスから完全に無視できる存在と判断されれば、ハーフコートのセットオフェンスで置き場所がなくなり、コーナーに立たせてもスペーシング要員として機能しない。加えて2025-26シーズンはフリースロー試投も0本で、リムへ向かってファウルを引き出す形も作れていない。

リバウンドの関与も乏しい。2025-26シーズンのTRB% (トータル・リバウンド率) は3.3%、内訳はDRB% (ディフェンシブ・リバウンド率) 6.7%、ORB% (オフェンシブ・リバウンド率) 0.0% で、206cmのフォワードとしてはいずれも平均以下帯(TRB% 5.0%未満、DRB% 9.9%以下、ORB% 2.9%以下)である。91kg(200ポンド)という細身の体重も明確なトレードオフで、ボックスアウト合戦やポストでの押し込みに対しては体重負けしやすい。

キャリアの立ち位置も厳しい。ツーウェイ契約とGリーグを往復する立場から抜け出せないまま、2025-26シーズンはGリーグ(カレッジパーク・スカイホークス)出場中の2025年11月29日に右肩関節唇断裂を負い、シーズン絶望の手術を経て同年12月15日にホークスから解雇された。肩は接触プレーに直結する部位であり、健康面の不安を抱えたままNBAのロースターを失っている。2026年7月にイスラエルのハポエル・テルアビブと契約して欧州へ活動の場を移しており、NBA復帰にはアウトサイドシュートとフィジカルの明確な上積みが不可欠となる。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスでの立ち位置は完全に「終端(フィニッシャー)」であり、自らショットを作り出す役割は与えられていない。USG% (使用率) は2023-24シーズンが13.3%、2025-26シーズンが14.0%と17.9%以下の平均以下帯で、ハーフコートで彼にボールが渡るのはドライブに対するヘルプが寄った後の先か、ダイブしたところへのポケットパスに限られる。

得点の中身はリム周辺に集約されている。2025-26シーズンは平均1.2本のフィールドゴール試投から0.8本を成功(FG% 66.7%)、そのうち3P試投は0本、フリースロー試投も0本だった。すなわち全てのショットがペイント内のカット、トランジション、プットバックに由来する形である。TS% (トゥルー・シューティング成功率) 66.7%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 66.7% という数字自体はelite帯だが、母数が5試合・計17分程度に過ぎず、大きなサンプルでの再現性は未証明。2023-24シーズンもFG% 55.6%・TS% 64.3%と傾向は同じで、平均1.0本の試投から0.6本を沈めた程度のボリュームでしかない。

現状の最大の欠落はスペーシングである。2023-24シーズンの3Pは平均0.4本試投・25.0%(33.0%未満の平均以下帯)、2025-26シーズンに至っては試投そのものがゼロで、キャッチ&シュートの脅威としてカウントされていない。プルアップやアイソレーションからのショットクリエイトもNBAの試合では実質的に観測されておらず、オンボールでの創出力を評価する材料が存在しない。

パス面については、player_roles 上は Connective Hub (コネクター&リンクマン) のタグが付与されているものの、NBAでの実測値はこの役割を裏付けていない。AST% (アシスト率) は2025-26シーズンが9.1%で10.0%未満の平均以下帯、2023-24シーズンでも14.3%と15.0%に届いておらず、アシストは2025-26シーズンで平均0.2本。ボール保持時間が極端に短いためミスも出ておらず(TOV% 0.0%)、判断そのものは無難だが、ハブとしてオフェンスを繋いだ実績はない。

チームオフェンスへの影響を示す指標も芳しくない。ORtg (オフェンシブ・レーティング) は2025-26シーズンが103、2023-24シーズンが98といずれも110以下の平均以下帯である。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備における最大のセールスポイントは、206cmの長さと爆発的な跳躍力を備えたフォワードとして、SF (スモールフォワード) とPF (パワーフォワード) の両方をカバーできる身体条件にある。ヘルプローテーションからの・ブロックや、トランジションでのチェイスダウンブロックは、彼のアスレティシズムが最も直接的に生きる場面である。2025-26シーズンは平均3.4分という出場の中で0.2ブロックを記録している。

ただしディフェンスでのイベント創出は絶対量として極小である。スティールは2023-24シーズン・2025-26シーズンともに平均0.0本、ブロックも2023-24シーズンは0.1本に留まり、NBAレベルでボールに絡む能力が確認できているとは言えない。91kg(200ポンド)という細身の体格も明確なトレードオフで、PFとしてポストで当たられると押し込まれやすく、フィジカルなウイングとのマッチアップでも体を張り切るだけの強度に欠ける。

リバウンドでの存在感も薄い。2025-26シーズンのTRB% (トータル・リバウンド率) は3.3%(DRB% 6.7%、ORB% 0.0%)と、フォワードとしてはいずれも平均以下帯に沈む。2023-24シーズンはTRB% 10.6%(DRB% 14.8%、ORB% 7.7%)と上位帯まで届いていたが、こちらも1試合あたり数分単位の出場から算出された値であり、額面通りには受け取れない。

その他の要素として、2025-26シーズンはGリーグ(カレッジパーク・スカイホークス)でのプレー中、2025年11月29日に右肩関節唇断裂を負って手術を受けシーズン絶望となり、同年12月15日にホークスから解雇された。肩はコンタクトプレーとリバウンド争いに直結する部位であり、復帰後のフィジカルコンタクトへの耐性は今後の評価対象となる。2026年7月にイスラエルのハポエル・テルアビブと契約しており、欧州の舞台でまとまった出場時間と守備での役割を確保できるかが次の焦点である。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 5 試合先発 0 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

3 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26ATL25503.40.8-1.266.70.0-0.00.00.0-0.00.00.00.20.20.20.00.20.00.21.6
2024-25TOT251704.40.5-1.340.90.3-0.650.00.0-0.00.00.20.70.90.40.10.00.20.21.4
NYK251603.10.2-0.630.00.0-0.10.00.0-0.00.00.10.60.70.30.10.00.10.20.4
ATL251027.06.0-12.050.05.0-8.062.50.0-0.00.01.03.04.02.00.00.01.00.017.0
2023-24NYK24904.20.6-1.055.60.1-0.425.00.2-0.2100.00.30.40.80.30.00.10.10.31.4
通算3314.20.6-1.248.20.2-0.443.50.1-0.1100.00.80.30.10.10.11.4
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ