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Jaylen Brown

#7

Philadelphia 76ers/SG / SF

年齢
29歳
身長
198cm (6-6)
体重
101kg (223lbs)
ドラフト
2016 1巡目 3位
NBA経験
10年目
2026-27 年俸
$57,078,728
Supermax Extension2024-2029FA予定: 2029

NBA史上最高総額契約

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025-26シーズンのJaylen Brownは、平均28.7得点(エリート水準)をUSG% (使用率) 35.1%というエリート級の負荷で叩き出し、ボストンのハーフコートオフェンスを単独で成立させる第一オプションへと完全に振り切った。最大の武器は198cm・101kgの体躯から放たれる一直線のファーストステップとダウンヒルのフィジカルで、平均7.5本のFTA (フリースロー試投数) を獲得して6.0本を沈めるリムアタックの量はウィングとして極めて高い水準にある。単なるスコアラーに留まらず、平均5.1アシスト・AST% (アシスト率) 25.1%と平均を上回るプレーメイクを担いながら、TOV% (ターンオーバー率) 10.8%を上位水準に収めており、超高使用率のプレーヤーとしてはボール保持の質が高い。71試合・平均34.4分(エリート水準)というフル稼働ぶりも含め、自身のORtg (オフェンシブ・レーティング) 120/NetRtg (ネット・レーティング) +6.5を牽引する屋台骨である。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

エリート級のUSG% (使用率) 35.1%を背負う一方で、シュート効率は看板の得点力に見合っていない。eFG% (実効フィールドゴール成功率) 52.2%は平均域(53.5〜54.4%)を下回り、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 57.3%も平均帯の下端にとどまる。とりわけアウトサイドは3P成功率34.7%と平均域(35〜36.4%)に届かず、試投数も平均5.7本と一線級のスコアラーとしては控えめで、相手ディフェンスにサグ(引き気味の対応)を許してドライブレーンを自ら狭める要因になっている。平均3.6ターンオーバーという実数は高使用率のウィングとしても多く、ハーフコートでダブルチームやトラップを浴びた際に強引な突入からロストにつながる。左手でのハンドリングやドリブルの高さといった技術的な制約は依然として残り、密集帯でボールコントロールが不安定になる場面がある。守備面でも平均0.4ブロックは下位水準、平均1.0スティールも平均域で、相手からボールを奪い切るディスラプション(かく乱)はスタッツに現れにくい。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスの設計はBrownを起点に組まれ、平均21.7本のFGA (フィールドゴール試投数)、USG% (使用率) 35.1%はいずれもリーグ最上位級の負荷である。得点源の中心はドライブとトランジションで、ダウンヒルの加速から接触を厭わずリムを突き、平均7.5本のFTAを獲得。フィニッシュとミッドレンジのプルアップを軸にFG成功率47.7%(平均域)を維持している。一方で3Pは平均5.7本の試投に対し成功率34.7%と平均域に届かず、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 52.2%は平均を下回る。TS% (トゥルー・シューティング成功率) 57.3%が平均帯に踏みとどまっているのは平均7.5本のFTAによる上乗せが大きく、ジャンプシュート単体の期待値は数値ほど高くない。2025-26シーズンは主導権の増大に伴いプレーメイクが伸び、平均5.1アシスト・AST% (アシスト率) 25.1%(平均を上回る水準)を記録。ドライブでヘルプを引き出してからのが機能する一方、平均3.6ターンオーバーとロストも増加し、自身のORtg (オフェンシブ・レーティング) 120という高い数値と効率面の伸び悩みが同居する内容となった。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

198cm・101kgの厚みと長いリーチを備え、1番から4番までスイッチで受けられる汎用性が守備価値の中心である。フィジカルでウィングのポストアップを押し返し、長いリーチのコンテスト(シュートへの手の伸ばし)で相手の高さを消せる点が持ち味である。加えてDRB% (ディフェンスリバウンド率) 15.5%・平均6.9リバウンドとディフェンスリバウンドの終結にも継続して参加し、相手のセカンドチャンスを削っている。ただしスタッツ上のイベント創出は乏しく、平均1.0スティールは平均域、平均0.4ブロックは下位水準にとどまる。USG% (使用率) 35.1%・平均34.4分という攻撃負荷の重さから、オフボールのローテーションやヘルプで一歩目が遅れる場面も散見され、常時トップギアの守備を維持できているわけではない。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 71 試合先発 71 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

10 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26BOS29717134.410.4-21.747.72.0-5.734.76.0-7.579.51.15.86.95.11.00.43.62.728.7
2024-25BOS28636334.38.2-17.746.31.8-5.732.43.9-5.176.41.34.55.84.51.20.32.62.422.2
2023-24BOS27707033.59.0-17.949.92.1-5.935.43.0-4.370.31.24.35.53.61.20.52.42.623.0
2022-23BOS26676735.910.1-20.649.12.4-7.333.53.9-5.176.51.25.76.93.51.10.42.92.626.6
2021-22BOS25666633.68.7-18.447.32.5-7.035.83.7-4.875.80.85.36.13.51.10.32.72.523.6
2020-21BOS24585834.59.3-19.248.42.8-7.139.73.3-4.376.41.24.86.03.41.20.62.72.924.7
2019-20BOS23575733.97.5-15.648.12.3-5.938.23.1-4.372.41.15.36.42.11.10.42.22.920.3
2018-19BOS22742525.95.0-10.746.51.3-3.734.41.8-2.765.80.93.44.21.40.90.41.32.513.0
2017-18BOS21707030.75.3-11.546.51.7-4.439.52.1-3.364.40.94.04.91.61.00.41.82.614.5
2016-17BOS20782017.22.5-5.445.50.6-1.734.31.1-1.668.50.62.22.80.80.40.20.91.86.6
通算1067431.07.5-15.647.91.9-5.335.83.1-4.274.15.52.91.00.42.320.0
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ