Baseline
選手一覧に戻る

Jayson Tatum

#0

Boston Celtics/SF

年齢
28歳
身長
203cm (6-8)
体重
95kg (210lbs)
ドラフト
2017 1巡目 3位
NBA経験
9年目
2026-27 年俸
$58,456,566
Supermax Extension (新契約2025〜)2025-2030FA予定: 2030

2025-26より$54M+の超大型延長

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025-26シーズン(16試合出場)で最も際立つのは、ウィングとしては破格のディフェンシブリバウンド支配力である。DRB% (ディフェンシブ・リバウンド獲得率) 27.4%はビッグマン級のエリート水準(25%以上)にあり、TRB% (総リバウンド獲得率) 14.8%のエリート帯・平均10.0リバウンドと合わせ、203cmのフォワードがガラス際でポゼッションを終わらせている。USG% (使用率) 29.0%というエリート帯の重責を担いながらTOV% (ターンオーバー率) 8.8%を平均的な水準(26.0%以上)に抑え込んでいる点も突出しており、AST% (アシスト率) 24.6%・平均5.3アシスト(AST/TO 2.2)と併せ、ダブルチームを呼び込んでも慌てずスキップパスやショートロールへ散らせる第一起点としての判断力を保持している。FT% (フリースロー成功率) 82.3%の上位帯(80-87.9%)も、接戦終盤にラインから確実に加点できる裏付けとなる。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

2025-26シーズンの最大の課題はシュート効率の全面的な落ち込みである。2025年プレーオフでのアキレス腱断裂からの復帰シーズンであり、16試合という出場数自体がそのリハビリ過程を色濃く反映している。FG% (フィールドゴール成功率) 41.1%はリーグ下位帯(43%未満)、3P% (3ポイント成功率) 32.9%も下位帯(33%未満)に沈み、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 54.1%・eFG% (実効フィールドゴール成功率) 49.3%はいずれもリーグ平均を下回る水準にとどまった。USG% 29.0%というエリート帯のショット供給量を与えられながらこの精度であるため、1試合17.9本のフィールドゴール試投が必ずしもチームの得点期待値を押し上げていない。FTA (フリースロー試投) も平均4.9本にとどまり、同じくDBに残る2023-24シーズン(19.3試投で6.7 FTA、TS% 60.5%)と比べるとリムへ到達してファウルを獲得する頻度が明確に落ちている。守備の副次指標でもBLK (ブロック) 0.2本は平均帯(0.2〜0.5本)、ORB% (オフェンシブ・リバウンド獲得率) 1.5%も下位帯(2.5%未満)で、リム上での垂直的な影響力やセカンドチャンス創出は担当領域外である。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスの設計上は依然として第一起点であり、2025-26シーズンはUSG% (使用率) 29.0%のエリート帯負荷のもと1試合17.9本を試投、うち8.9本を3ポイントが占める外郭偏重のショットチャートとなった。ピック&ロールとアイソレーションからのプルアップを主食とする組み立て自体は変わらないが、FG% 41.1%・3P% 32.9%という下位帯の着弾精度のため、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 49.3%・TS% (トゥルー・シューティング成功率) 54.1%と効率面ではリーグ平均を下回った。一方でパス判断は健在で、AST% (アシスト率) 24.6%・平均5.3アシストをTOV% (ターンオーバー率) 8.8%という平均以上な水準(20.0〜26.9%)の低失球率と両立させており、ヘルプを引き付けてからのやショートロールへの供給で味方のショットを作る役割は正確に果たしている。FT% 82.3%の平均帯は担保されているものの、FTA 4.9本と接触からの加点は多くなく、得点期待値をジャンプショットの出来に依存させる構造になっている。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 110は上位帯(109-112、数値が低いほど良い)にあたり、ヘルプローテーションやクローズアウトの判断でチームの守備網を破綻させない。非得点面での最大の貢献はリバウンドで、DRB% (ディフェンシブ・リバウンド獲得率) 27.4%はビッグマンでも上位に入るエリート水準(25%以上)、TRB% (総リバウンド獲得率) 14.8%のエリート帯・平均10.0リバウンドと、フォワードでありながら守備リバウンドを自ら終わらせて走り出しの起点も担える。一方でリム上の垂直的な守備はBLK (ブロック) 0.2本の平均帯(0.2〜0.5本)にとどまり、ペイント最終ラインの蓋役はセンターに委ねる前提の役割分担である。ORB% (オフェンシブ・リバウンド獲得率) 1.5%も下位帯で、シュート後は即座にトランジションのバランス確保へ回るため、セカンドチャンス創出への関与は意図的に薄い。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 16 試合先発 16 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

9 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26BOS28161632.67.4-17.941.12.9-8.932.94.1-4.982.30.59.510.05.31.40.22.41.621.8
2024-25BOS27727236.49.2-20.345.23.5-10.134.35.0-6.181.40.78.08.76.01.10.52.92.226.8
2023-24BOS26747435.79.1-19.347.13.1-8.237.65.6-6.783.30.97.28.14.91.00.62.52.026.9
2022-23BOS25747436.99.8-21.146.63.2-9.335.07.2-8.485.41.17.78.84.61.10.72.92.230.1
2021-22BOS24767635.99.3-20.645.33.0-8.635.35.3-6.285.31.16.98.04.41.00.62.92.326.9
2020-21BOS23646435.89.5-20.645.92.9-7.638.64.6-5.386.80.86.67.44.31.20.52.71.926.4
2019-20BOS22666634.38.4-18.645.02.9-7.140.33.8-4.781.21.06.07.03.01.40.92.32.123.4
2018-19BOS21797931.15.9-13.145.01.5-3.937.32.5-2.985.50.95.26.02.11.10.71.52.115.7
2017-18BOS20808030.55.0-10.447.51.3-3.043.42.7-3.282.60.64.45.01.61.00.71.42.113.9
通算960134.48.2-17.845.92.6-7.236.84.5-5.484.47.43.91.10.62.423.5
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ