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Joel Embiid

#21

Philadelphia 76ers/C / PF

年齢
32歳
身長
213cm (7-0)
体重
122kg (270lbs)
ドラフト
2014 1巡目 3位
NBA経験
10年目
2026-27 年俸
$57,985,752
Supermax Extension2023-2029FA予定: 2029

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025-26シーズンは38試合の出場ながら、平均26.9得点はPPG上位帯(20〜27.9)の上限に迫り、USG%(Usage / ボール使用率)33.6%はエリート基準(26.0%以上)を超えるリーグ最上位クラスの負荷である。得点の生命線はフリースローで、平均8.8本の試投をFT成功率85.4%(上位帯)で沈めることが、eFG%を大きく上回るTS%(True Shooting / 真の得点効率)60.5%という上位帯の効率を成立させている。ポストでのからジャブステップ、フェイダウェイ、ドライブへ派生する一連の技術は依然としてリーグ最高峰で、ダブルチームを呼び込んだ後のAST%(Assist / アシスト率)20.9%・平均3.9アシストと、TOV%(Turnover / ターンオーバー率)9.9%という低さを両立させている点が非凡だ。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

最大の課題は稼働である。出場は38試合にとどまり、平均31.6分という起用も主力センターとしては抑制されたもので、シーズン全体への影響力は総量で目減りしている。シュートの内訳にも綻びがあり、3P成功率33.3%(平均帯35〜36.4%を下回る)、eFG%(Effective FG / 実効フィールドゴール率)52.7%も平均帯(53.5〜54.4%)に届かず、フィールドゴール単体での効率は決して高くない。平均2.9ターンオーバーはダブルチーム処理の代償として避けがたく、平均0.6スティールは下位帯(0.7以下)に該当する。センターとしてTRB% 11.8%・DRB% 16.9%はいずれも上位帯止まりで、支配的なリバウンダーとは言い難い水準にある。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスは完全に彼を中心として設計される。平均18.3本のFG試投とUSG% 33.6%の負荷を背負い、ポストアップ、からの、ピック&ポップ、ドライブという多層的な引き出しでハーフコートを解体する。特筆すべきはフリースロー獲得力で、平均8.8試投・FT% 85.4%が効率の土台となり、eFG% 52.7%(平均帯以下)とTS% 60.5%(平均帯)の乖離はこの一点で説明できる。ダブルチームへの読みも良く、AST% 20.9%・平均3.9アシストを記録しながらTOV%は9.9%に抑えられており、からの合わせのパスはチームのハーフコート攻撃の起点そのものだ。一方で3P成功率33.3%(平均4.2試投)はスペーシング要員としての脅威を弱め、平均2.9ターンオーバーにはポストでの強引な仕掛けから生じる分も含まれる。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備では213cm・122kgのフレームでペイントを占有し、平均1.2ブロック(上位帯)と正対したままの垂直コンテストで相手のリム試投の質を落とす。一方で平均0.6スティールは下位帯(0.7以下)に沈み、DRtg(Defensive Rating / 守備効率、低いほど良い)113は平均帯(114前後)をわずかに上回る程度にとどまる。リバウンドもDRB% 16.9%・平均7.7本と上位帯で、ペリメーターへのハードなクローズアウトや連続したスイッチ対応は下半身の負荷管理の都合上、明らかに省力化されている。リム周りの抑止力という一点では依然としてチームの生命線だが、機動力と回収面では周囲の補完を前提とする守備者になっている。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 38 試合先発 38 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

10 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26PHI32383831.69.0-18.348.91.4-4.233.37.5-8.885.42.05.77.73.90.61.22.92.226.9
2024-25PHI31191930.27.4-16.644.41.2-4.129.97.8-8.988.21.96.38.24.50.70.93.32.223.8
2023-24PHI30393933.611.5-21.852.91.4-3.638.810.2-11.688.32.48.611.05.61.21.73.82.934.7
2022-23PHI29666634.611.0-20.154.81.0-3.033.010.0-11.785.71.78.410.24.21.01.73.43.133.1
2021-22PHI28686833.89.8-19.649.91.4-3.737.19.6-11.881.42.19.611.74.21.11.53.12.730.6
2020-21PHI27515131.19.0-17.651.31.1-3.037.79.2-10.785.92.28.410.62.81.01.43.12.428.5
2019-20PHI26515129.57.5-15.747.71.1-3.433.16.9-8.580.72.88.911.63.00.91.33.13.423.0
2018-19PHI25646433.79.1-18.748.41.2-4.130.08.2-10.180.42.511.113.63.70.71.93.53.327.5
2017-18PHI24636330.38.1-16.848.31.0-3.430.85.7-7.476.92.38.711.03.20.61.83.73.322.9
2016-17PHI23313125.46.5-13.846.61.2-3.236.76.2-7.978.32.05.97.82.10.92.53.83.620.2
通算1049031.99.1-18.250.11.2-3.533.68.2-9.983.010.83.70.91.63.427.6
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ