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John Konchar

#55FA (未契約)

Unsigned FA (未契約)/SG / SF

年齢
30歳
身長
196cm (6-5)
体重
95kg (210lbs)
ドラフト
2019 2019年 ドラフト外 (Undrafted)
NBA経験
7年目
2026-27 年俸
FA
Free Agent (未契約)FA (未契約)FA予定: 2026

2026-27の公式ロースターに在籍が確認できないため、所属チームなし(未契約)として扱っています。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

最大の売りはボールへの干渉力である。2025-26シーズン(MEM/UTA合算56試合・19.9分)でSTL (スティール) 1.5本はエリート帯(1.3〜1.7本)に達し、19.9分という限られた出場時間で稼いだ数字であることを踏まえれば密度は極めて高い。特にユタ移籍後の26試合では26.2分の起用で2.0スティール・1.0ブロック・5.7リバウンド・3.0アシストを記録しており、出場時間が与えられれば守備の全項目で数を積める選手であることを実証した。

ボール保持の安全性も際立つ。TOV% (ターンオーバー率) 9.4%は平均帯(8.5〜11.5%)で、1試合あたりのターンオーバーはわずか0.6個。USG% (ユーセージ率、attempt消費の割合) 9.0%という極端に低い消費でチームのオフェンスに一切負担をかけず、ボールを素早く次に回す潤滑油として機能している。DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 112は平均帯(111〜116)に入り、守備側で失点を抑制する側に立っていることが裏付けられている。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

致命的なのは外角シュートの崩壊である。3P% (3ポイント成功率) 28.3%は下位帯(33%未満)で、2021-22シーズンの41.3%、直近2024-25シーズンの37.1%からの転落は歴然としている。特にユタ移籍後の26試合では25.0%まで沈んでおり、出場時間が増えた局面でこそ外角が機能しなかった。FT% (フリースロー成功率) 72.7%もリーグ平均帯(75〜79.9%)に届かず、ラインでの取り返しも効かない。

得点者としての存在感は皆無に近い。4.4得点は下位帯、USG% (ユーセージ率、attempt消費の割合) 9.0%は下位帯の中でも極端な低さで、ディフェンスから完全に無視されうる水準である。TS% (トゥルー・シューティング成功率) 56.8%は平均帯(57〜58%)にわずかに届かず、2.1アシスト(下位帯)とAST% (アシスト率) 13.6%(平均帯を下回る)が示す通り、パスで補填する能力も限定的だ。ORtg (オフェンシブ・レーティング) 106は下位帯(110未満)、Net Rating (ネットレーティング) -5.9も下位帯であり、彼が立つ時間帯のチーム収支は明確なマイナスである。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスは「触らない・外さない・作らない」という極端に受動的な設計になっている。USG% (ユーセージ率、attempt消費の割合) 9.0%は下位帯でもとりわけ低く、19.9分の出場で4.4得点(下位帯)にとどまる。試投の総量が小さいためFG% (フィールドゴール成功率) 47.2%は平均帯(45〜47.9%)、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 54.3%も平均帯(53.5〜54.4%)に収まるが、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 56.8%は平均帯(57〜58%)にわずかに届かず、効率面で優位を作れていない。

決定的な足枷が3P% (3ポイント成功率) 28.3%の下位帯である。キャリアでは2021-22シーズンに41.3%を記録した実績があるだけに、この崩落はスペーシング要員としての存在意義を直接損なっている。一方で判断そのものは堅実で、TOV% (ターンオーバー率) 9.4%は平均帯、ターンオーバー0.6個はローテーション選手として最良の部類にある。AST% (アシスト率) 13.6%は平均帯を下回るものの、ユタ移籍後の26試合では3.0アシストまで数字を伸ばしており、ボールを持つ時間が増えれば簡単な捌きは成立させられる。ORB% (オフェンシブ・リバウンド率) 5.9%は平均帯で、セカンドチャンスの供給が数少ない攻撃側の実利となっている。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備が彼の存在理由である。STL (スティール) 1.5本はエリート帯(1.3〜1.7本)で、19.9分の出場時間を考えれば密度は極めて高い。BLK (ブロック) 0.7本は上位帯だが、196cmのウイングがこの水準でリムに絡む点は付加価値が大きい。ユタ移籍後の26試合(26.2分)では2.0スティール・1.0ブロックまで数字が跳ね上がっており、出場時間の増加にそのまま比例して守備のカウンティングが伸びる、消耗を厭わないタイプであることが確認できる。

リバウンドとハッスルは堅実だが突出はしない。TRB% (トータル・リバウンド率) 9.8%、DRB% (ディフェンシブ・リバウンド率) 14.0%、ORB% (オフェンシブ・リバウンド率) 5.9%はいずれも平均帯で、ユタでの26試合では5.7リバウンドを確保している。ただしNet Rating (ネットレーティング) -5.9は下位帯であり、個人の守備指標が良好でもチーム全体の収支をプラスに転じさせるほどの影響力はない。守備で穴を作らない堅実な歯車ではあるが、単独でチームの守備水準を引き上げるアンカーではないというのが正確な評価である。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 56 試合先発 8 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

7 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26TOT3056819.91.7-3.647.20.5-1.828.30.6-0.872.71.33.04.32.11.50.70.61.44.4
MEM3030114.51.2-2.452.10.4-1.333.30.3-0.461.50.72.43.11.31.00.40.51.03.2
UTA3026726.22.2-4.944.50.6-2.325.00.9-1.277.42.13.65.73.02.01.00.81.95.9
2024-25MEM2946412.10.9-2.045.10.5-1.337.10.2-0.287.50.82.53.30.90.70.30.30.72.4
2023-24MEM28552321.31.6-3.842.30.7-2.231.70.4-0.584.01.33.44.72.00.90.90.81.44.3
2022-23MEM27722320.81.9-4.443.10.8-2.533.90.4-0.577.80.93.44.31.41.10.30.51.65.1
2021-22MEM2672717.91.9-3.651.50.7-1.841.30.4-0.755.11.23.44.61.50.60.30.41.34.8
2020-21MEM2543013.41.6-3.250.00.5-1.337.50.6-0.783.30.82.23.01.10.70.20.40.94.3
2019-20MEM241909.51.3-1.964.90.3-0.550.00.1-0.150.00.91.52.51.20.40.20.40.42.8
通算736317.61.6-3.447.20.6-1.834.20.4-0.675.14.01.50.90.40.54.3
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ