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Kevin Durant

#7

Houston Rockets/SF

年齢
37歳
身長
211cm (6-11)
体重
109kg (240lbs)
ドラフト
2007 1巡目 2位
NBA経験
19年目
2026-27 年俸
$43,902,439
Veteran Maximum2022-2026FA予定: 2027

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

Kevin Durantの本質は、211cmの長身から放たれる極めて高いリリースポイントのプルアップジャンパーを、トップクラスの効率で完遂し続ける点にある。2025-26シーズンはFG 52.0%、3P 41.3%(1試合5.8本試投)、FT 87.4%を記録し、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 64.1%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 58.8%はいずれもリーグ最上位帯に位置する。USG% (使用率) 26.3%という一次オプション級の負荷を背負いながらこの効率を維持している点が、単なるハイボリューム型スコアラーとの決定的な差である。ミッドレンジのフェイダウェイ、キャッチ&シュート、トランジションのトレーラー3Pまで得点手段が均質に整備されており、ディフェンス側は「消させる選択肢」を設定できない。37歳のシーズンで78試合すべてに先発し平均36.4分を担った稼働力も、ORtg (オフェンシブ・レーティング) 118、Net Rating +5.5という在籍時のチーム収支に直結している。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

211cmという体格に対し、リバウンドへの関与は明確に薄い。TRB% (総リバウンド獲得率) 7.3%、ORB% (オフェンスリバウンド獲得率) 1.4%、平均5.5リバウンドはフォワードとしては平均を下回る水準であり、ディフェンスリバウンドの確保をビッグマンに依存する構造となっている。ハンドラーとしての負荷が増える局面では平均3.2ターンオーバーが発生し、平均4.8アシストに対するAST/TO (アシスト・ターンオーバー比) は約1.5と低い。ダブルチームやトラップへの判断が一拍遅れると、そのままライブボールのロストからトランジション失点へ直結する。AST% (アシスト率) 20.3%が示す通り、ハーフコートを単独で組み立て切るオーガナイザーとしての機能は限定的である。守備のイベント創出も平均0.8スティール、0.9ブロックと平均域まで落ち込んでおり、単体でスキームの穴を埋め切る存在ではなくなっている。加えて1試合17.6本の試投に対しフリースロー試投は6.0本と、得点構成がジャンパー依存に傾いており、シュートタッチが冷えた夜の代替手段が乏しい。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスは1試合17.6本のFG試投を9.2本沈める高効率型で、内訳は3P 5.8本(成功率41.3%)とミッドレンジ〜ペイントの2Pがバランスよく配分される。211cmの身長と高いリリースにより、クローズアウトが間に合ってもコンテストが意味を成さないプルアップとフェイダウェイが得点の中核をなし、これがTS% (トゥルー・シューティング成功率) 64.1%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 58.8%というリーグ最上位帯の効率を支えている。1試合6.0本のフリースロー試投をFT 87.4%で沈める点も、接触プレーを確実な加点へ変換する要素である。一方でクリエイターとしての側面はUSG% (使用率) 26.3%に対しAST% (アシスト率) 20.3%と二次的な水準にとどまり、平均4.8アシストに対して3.2ターンオーバー(AST/TO 約1.5)と、密集への対処が常に効率的とは言えない。ハーフコートの起点を全面的に委ねる設計よりも、別のハンドラーがディフェンスを崩した後の最終解決役として配置する方が、数字上の相性は明確に良い。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

一方でイベント創出の面では平均0.8スティール、0.9ブロックといずれも平均域にとどまり、から飛び込むリムプロテクターとしての破壊力は数字の上では確認できない。リバウンドの寄与も薄く、TRB% (総リバウンド獲得率) 7.3%、ORB% (オフェンスリバウンド獲得率) 1.4%、平均5.5リバウンドはサイズに対して不足しており、ボードの回収は他のポジションに委ねられる。それでも37歳で平均36.4分・78試合という負荷を担いながら在籍時のNet Rating +5.5を維持している点を踏まえれば、単独のストッパーではなく、組織的なスキームの中にサイズとIQを供給する守備者として評価するのが妥当である。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 78 試合先発 78 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

18 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26HOU37787836.49.2-17.652.02.4-5.841.35.2-6.087.40.54.95.54.80.80.93.21.826.0
2024-25PHX36626236.59.5-18.152.72.6-6.043.04.9-5.883.90.45.76.04.20.81.23.11.726.6
2023-24PHX35757537.210.0-19.152.32.2-5.441.34.8-5.685.60.56.16.65.00.91.23.31.827.1
2022-23TOT34474735.610.3-18.356.02.0-4.940.46.5-7.191.90.46.36.75.00.71.43.32.129.1
PHX348833.69.1-16.057.02.8-5.153.75.0-6.083.30.46.06.43.50.31.32.50.926.0
BKN34393936.010.5-18.855.91.8-4.837.66.8-7.393.40.46.46.75.30.81.53.52.429.7
2021-22BKN33555537.210.5-20.351.82.1-5.538.36.8-7.491.00.56.97.46.40.90.93.52.129.9
2020-21BKN32353233.19.3-17.253.72.4-5.445.06.0-6.888.20.46.77.15.60.71.33.42.026.9
2018-19GSW30787834.69.2-17.752.11.8-5.035.35.7-6.588.50.45.96.45.90.71.12.92.026.0
2017-18GSW29686834.29.3-18.051.62.5-6.141.95.3-5.988.90.56.46.85.40.71.83.02.026.4
2016-17GSW28626233.48.9-16.553.71.9-5.037.55.4-6.287.50.67.68.34.81.11.62.21.925.1
2015-16OKC27727235.89.7-19.250.52.6-6.738.76.2-6.989.80.67.68.25.01.01.23.51.928.2
2014-15OKC26272733.88.8-17.351.02.4-5.940.35.4-6.385.40.66.06.64.10.90.92.71.525.4
2013-14OKC25818138.510.5-20.850.32.4-6.139.18.7-9.987.30.76.77.45.51.30.73.52.132.0
2012-13OKC24818138.59.0-17.751.01.7-4.141.68.4-9.390.50.67.37.94.61.41.33.51.828.1
2011-12OKC23666638.69.7-19.749.62.0-5.238.76.5-7.686.00.67.48.03.51.31.23.82.028.0
2010-11OKC22787838.99.1-19.746.21.9-5.335.07.6-8.788.00.76.16.82.71.11.02.82.027.7
2009-10OKC21828239.59.7-20.347.61.6-4.336.59.2-10.290.01.36.37.62.81.41.03.32.130.1
2008-09OKC20747439.08.9-18.847.61.3-3.142.26.1-7.186.31.05.56.52.81.30.73.01.825.3
2007-08SEA19808034.67.3-17.143.00.7-2.628.84.9-5.687.30.93.54.42.41.00.92.91.520.3
通算18120136.79.4-18.650.32.0-5.139.26.4-7.388.16.94.41.01.13.227.1
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ