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Keyonte George

#3

Utah Jazz/PG / SG

年齢
22歳
身長
193cm (6-4)
体重
84kg (185lbs)
ドラフト
2023 1巡目 16位
NBA経験
3年目
2026-27 年俸
$6,563,925
Standard Contract2024-2026FA予定: 2027

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025-26シーズン(54試合出場)のKeyonte Georgeは、平均33.1分の出場で23.6得点・6.1アシストを記録し、Utah Jazzのハーフコートオフェンスを丸ごと背負うオンボール・エンジンとして機能した。USG% (使用率) 27.5%というリーグエリート帯の重い負荷を受けながらTS% (トゥルー・シューティング成功率) 60.9%という上位帯の効率を維持した点が白眉である。効率を支えているのがファウル獲得能力で、1試合あたり7.0本のフリースロー試投を稼ぎ、FT% (フリースロー成功率) 89.2%というエリート級の確率で確実に得点へ変換する。ドライブでリムへ向かう角度の取り方と接触直前の腕の使い方でホイッスルを引き出せるため、フィールドゴールが落ちる日でも得点の下限が崩れにくい。アウトサイドでは1試合6.7本の3P試投を37.1%(リーグ上位帯)で沈め、プルアップ(ドリブルからの跳び上がり)とキャッチ&シュートの双方から放てるため、ピック&ロールでドロップ守備を敷く相手には即座に罰を与えられる。AST% (アシスト率) 28.6%もエリート帯にあり、自ら撃つ判断と味方を使う判断を高い水準で併存させている。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

効率の高さがフリースロー依存である点は明確なトレードオフで、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 53.2%はリーグ平均帯(53.5-54.4%)を下回り、FG% (フィールドゴール成功率) 45.6%も平均帯の下限付近にとどまる。すなわちフィールド上のシュート単体の質は平均以下であり、笛が鳴らない展開ではスコアリング効率が急落する構造を抱えている。1試合16.3本という試投数に対しターンオーバーは3.1本を数え、トラップやアイス(サイドへの誘導)に遭った際にピックアップドリブルから孤立する場面が残る。ボード面の関与も薄く、ORB% (オフェンスリバウンド率) 1.2%・DRB% (ディフェンスリバウンド率) 9.6%はガードとしても最低水準で、ブロックは0.3本にとどまる。加えて出場は54試合に終わっており、フルシーズン稼働のアベイラビリティ(可用性)は依然として証明されていない。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

Utah Jazzのハーフコートはピック&ロールのハンドラーとしてのGeorgeを起点に設計されており、USG% (使用率) 27.5%とAST% (アシスト率) 28.6%が並び立つ数値は、スコアラーとディストリビューターの両輪を1人で回していることを示す。1試合16.3本の試投のうち6.7本が3Pで、ステップバックやサイドステップからのプルアップ3Pを備えるため、スクリーナーのポップとダイブの双方を守備側に選択させる圧力をかけられる。ORtg (オフェンシブレーティング) 115はリーグ平均(114前後)をわずかに上回る水準で、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 60.9%の上位帯効率はフリースロー7.0本×89.2%という得点の底上げに支えられている一方、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 53.2%は平均帯を下回り、リムフィニッシュとミドルレンジの質が効率の伸びを抑えている。TOV% (ターンオーバー率) 10.8%は平均帯にあり、使用率の重さを踏まえれば判断そのものは整理されているが、絶対数としての3.1本はチームのポゼッション損失として無視できない。ドライブでヘルプを収縮させてからの、ショートロールへの落とし、コーナーへのスキップと配球の引き出しは揃っており、1試合6.1アシストはガードとして上位帯に位置する。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備の評価は指標間で割れる。一方でDRtg (ディフェンシブレーティング、低いほど良い) 124は明確に悪い水準で、193cm・84kgというサイズとフィジカルの制約から、スイッチでビッグとマッチアップさせられた際のポストアップや強引なドライブに押し込まれる場面が残る。への貢献はブロック0.3本とほぼ皆無で、DRB% (ディフェンスリバウンド率) 9.6%・TRB% (トータルリバウンド率) 5.4%が示すようにディフェンスリバウンドの確保でも上乗せは乏しい。オンボールでのターゲット化(狙い撃ち)を抑えるには、ドロップやゾーンを含むスキーム側の手当てが引き続き前提となる。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 54 試合先発 54 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

3 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26UTA22545433.17.4-16.345.62.5-6.737.16.2-7.089.20.43.33.76.11.10.33.12.223.6
2024-25UTA21673531.55.4-13.739.12.6-7.634.33.5-4.381.80.43.43.85.60.70.12.71.716.8
2023-24UTA20754427.04.3-10.939.12.0-5.933.42.5-3.084.80.22.62.84.40.50.12.51.213.0
通算319630.25.5-13.341.42.3-6.735.03.9-4.584.93.45.30.70.22.717.2
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ