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Kris Dunn

#8

Los Angeles Clippers/PG

年齢
32歳
身長
191cm (6-3)
体重
93kg (205lbs)
ドラフト
2016 1巡目 5位
NBA経験
10年目
2026-27 年俸
$5,684,800
Standard Contract2024-2027FA予定: 2027

2024年オフにクリッパーズと複数年契約を締結。2026-27シーズン終了後にFA。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

32歳にして82試合すべてに出場・先発したPoA (ポイント・オブ・アタック) ディフェンダー。平均1.6スティールはSTL (スティール) の基準で上位帯に入り、相手のリードガードにフルコートから圧をかけ、ドリブルの継ぎ目を狙ってボールを叩き落とす技術は今も一級品である。攻撃では役割を弁え、USG% (使用率) 12.2%という最小限の負荷のなかで3P成功率37.4%を下位帯で維持し、コーナーとウイングのキャッチ&シュートでスペースを守る。eFG% (実効フィールドゴール成功率) 56.0%は上位帯、平均3.6アシストに対し平均1.4ターンオーバーというアシスト/ターンオーバー比2.6も上位帯で、ボールを預けても攻撃の設計が壊れない。クリッパーズが全82試合で先発起用を続けた事実そのものが、守備での信頼度と稼働率の高さを物語る。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

得点面での存在感は限定的で、平均7.3得点は基準表の下位帯、USG% (使用率) 12.2%も下位帯に沈む。1試合の試投は5.8本、フリースロー試投は1.0本に過ぎず、リムへ突っ込んでファウルを引き出す回路はほぼ失われている。ハンドラーとしてもAST% (アシスト率) 17.9%は平均帯にとどまり、PG登録でありながらハーフコートの第一起点を任せられる水準にはない。TRB% (総リバウンド率) 6.3%は平均帯を下回り、平均3.3リバウンドと平均0.2ブロックは下位帯で、貢献はボールへの圧に強く偏る。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃では徹底してローユーセージの脇役に徹する。USG% (使用率) 12.2%は下位帯で、1試合5.8本の試投のうち2.6本が3Pという配分から分かる通り、役割はスペーシングと素早いボール処理に絞られている。3P成功率37.4%は上位帯で、コーナーで放置されれば確実に罰することができ、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 56.0%も上位帯、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 58.1%は平均帯の上端に位置する。平均3.6アシストとAST% (アシスト率) 17.9%は平均帯で、セカンダリーハンドラーとしてピック&ロールを一度回し、ズレが生じなければ即座に手放す判断は堅実。ただし平均7.3得点とFG成功率47.6%は自ら攻撃を作る水準ではなく、フリースロー試投1.0本が示す通りリムへのアタック頻度は極端に低い。TOV% (ターンオーバー率) 12.1%は下位帯で、ORtg (攻撃レーティング) 115という数字は本人の創造力ではなく、無駄を出さない役割遂行の結果と読むべきである。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備こそがキャリアを支える核である。相手のリードガードに対しフルコートから圧をかけ、ドリブルのバウンスに合わせて出す精度の高いディグとスティールで平均1.6スティールを記録。これはSTL (スティール) の基準で上位帯にあたり、ハーフコートのセットが始まる前に相手の設計を狂わせる。長いリーチとスクリーンをすり抜けるナビゲーション技術を備え、82試合全先発という稼働率と併せてローテーションの守備的支柱として機能した。一方で数字の裏付けは万能ではない。191cmという体格上、サイズのあるウィングにはポストで押し込まれ、平均0.2ブロックとTRB% (総リバウンド率) 6.3%が示す通り、リムでの最終防波堤やガラス面での貢献は期待できない。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 82 試合先発 68 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

10 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26LAC32826827.22.8-5.847.61.0-2.637.40.8-1.076.50.72.63.33.61.60.21.42.37.3
2024-25LAC31745824.12.6-5.943.91.0-3.033.50.2-0.368.20.72.73.42.81.70.41.02.76.4
2023-24UTA30663218.92.2-4.747.00.6-1.736.90.3-0.568.80.82.12.93.81.00.41.22.05.4
2022-23UTA2922325.85.3-9.853.70.8-1.647.21.9-2.477.40.44.14.55.61.10.51.62.613.2
2021-22POR2814324.03.1-7.343.10.1-0.89.11.2-1.394.40.62.93.55.61.60.22.32.77.6
2020-21ATL274011.30.3-3.08.30.0-0.50.00.8-1.075.00.01.51.50.50.50.50.82.51.3
2019-20CHI26513224.93.0-6.744.40.6-2.225.90.8-1.174.10.53.23.63.42.00.31.33.17.3
2018-19CHI25464430.24.7-11.042.50.7-2.135.41.2-1.579.70.43.74.16.01.50.52.33.611.3
2017-18CHI24524329.35.5-12.842.90.8-2.632.11.6-2.273.70.53.84.36.02.00.52.93.313.4
2016-17MIN2378717.11.5-4.037.70.3-0.928.80.5-0.861.00.31.82.12.41.00.51.12.33.8
通算1048924.03.1-6.944.40.7-2.133.90.8-1.174.03.33.91.50.41.57.6
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ