Baseline
選手一覧に戻る

LeBron James

#23

Philadelphia 76ers/SF

年齢
41歳
身長
206cm (6-9)
体重
113kg (250lbs)
ドラフト
2003 1巡目 1位
NBA経験
23年目
2026-27 年俸
$3,876,529
出身
セント・ヴィンセント−セント・メリー高校(大学経由せず)
1+1 Player Option2024-2026FA予定: 2027年

プレイヤーオプション保有

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

41歳・NBA23年目という前例のない年齢で、PPG 20.9点のエリート基準 (20.0点以上) とAPG 7.2本を維持している事実そのものが最大の価値である。AST% 33.8%はエリート基準 (27.0%以上) を超え、チームの第一起点としての配球機能は年齢による劣化がほとんど見られない。FG% 51.5%はフォワードとして上位帯 (48.0〜54.9%) にあり、リムでのフィニッシュ精度と、その重心を活かして接触を吸収する技術は健在である。USG% 26.2%というエリート基準の使用率を担いながらTOV% 10.8%の平均帯に収めており、判断の速度と正確さが依然としてリーグ上位である点も重要である。60試合の出場を確保している点も、この年齢では稀な可用性である。トランジションでの推進力、ハーフコートでのポストからの読み、スクリーン処理の理解度と、経験に裏打ちされた判断が数値の背景にある。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

アウトサイドシュートの後退が最も明確な変化である。3P% 31.7%は平均以下の基準 (35.0%未満) を下回り、相手ディフェンスが間合いを空けて構える余地を与えている。2023-24シーズンには3P% 41.0%というエリート水準を記録していたことを踏まえると、この落差はスペーシング面での価値に直接影響する。総合効率もTS% 59.4%と平均帯 (54.0〜60.9%) にとどまり、同シーズンの63.0%からは明確に低下した。得点そのものもPPG 25.7点から20.9点へ後退しており、第一オプションとして単独でオフェンスを引き上げる段階は過ぎている。守備面ではDRB% 16.0%・TRB% 9.3%と、フォワードとしてはリバウンド関与が低い水準にある。BLK 0.6本・STL 1.2本というイベント量も平均的で、41歳という年齢を踏まえれば連戦での消耗管理は避けられない制約である。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスにおける役割は、単独得点者からオーケストレーターへと明確に軸足を移している。AST% 33.8%・APG 7.2本という配球量は、ドライブでヘルプを引き出してからの、トランジションでの先読みパス、ポストからの逆サイドへの展開といった複数の経路から生み出されている。得点面ではFG% 51.5%が示す通りリム周辺での効率は保たれており、体重を乗せたフィニッシュとFTA 5.3本の獲得力でペイント内の生産性は健在である。一方で3P% 31.7%の後退により、オフボールでスペーシングを提供する役割は担いにくくなっており、価値を発揮するにはボールを持つ時間が必要という制約が生まれている。ORtg 115は平均帯の上端、NetRtg +2.6も平均帯であり、個人の生産量に対してチーム全体への波及は以前ほど大きくない。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備での立ち位置は、単独でのストップ役ではなく、状況判断で穴を埋める補完型である。DRtg 112は平均帯 (111〜116) にあり、ローテーションのタイミング、ヘルプの出方、コーナーを捨てる判断といったスキーム上の約束事を23年分の経験で正確に実行できるため、守備組織を破綻させるタイプではない。要所ではチェイスダウンブロックに象徴される読みの鋭さを見せる場面も残っている。一方でイベント量は控えめで、STL 1.2本は上位帯、BLK 0.6本も上位帯の下限にとどまる。リバウンドはDRB% 16.0%・TRB% 9.3%と、206cmのフォワードとしては低い水準であり、ポゼッションを終わらせる作業の多くをビッグに依存している。年齢を踏まえ、守備で消耗を抑えつつオフェンスに出力を残す配分が前提の起用になる。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 60 試合先発 60 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

全 23 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26LAL41606033.27.9-15.351.51.3-4.131.73.9-5.373.70.75.46.17.21.20.63.01.420.9
2024-25LAL40707034.99.3-18.151.32.1-5.737.63.7-4.778.21.06.87.88.21.00.63.71.424.4
2023-24LAL39717135.39.6-17.954.02.1-5.141.04.3-5.775.00.96.47.38.31.30.53.51.125.7
2022-23LAL38555435.511.1-22.250.02.2-6.932.14.6-5.976.81.27.18.36.80.90.63.21.628.9
2021-22LAL37565637.211.4-21.852.42.9-8.035.94.5-6.075.61.17.18.26.21.31.13.52.230.3
2020-21LAL36454533.49.4-18.351.32.3-6.336.54.0-5.769.80.67.07.77.81.10.63.71.625.0
2019-20LAL35676734.69.6-19.449.32.2-6.334.83.9-5.769.31.06.97.810.21.20.53.91.825.3
2018-19LAL34555535.210.1-19.951.02.0-5.933.95.1-7.666.51.07.48.58.31.30.63.61.727.4
2017-18CLE33828236.910.5-19.354.21.8-5.036.74.7-6.573.11.27.58.69.11.40.94.21.727.5
2016-17CLE32747437.89.9-18.254.81.7-4.636.34.8-7.267.41.37.38.68.71.20.64.11.826.4
2015-16CLE31767635.69.7-18.652.01.1-3.730.94.7-6.573.11.56.07.46.81.40.63.31.925.3
2014-15CLE30696936.19.0-18.548.81.7-4.935.45.4-7.771.00.75.36.07.41.60.73.92.025.3
2013-14MIA29777737.710.0-17.656.71.5-4.037.95.7-7.675.01.15.96.96.31.60.33.51.627.1
2012-13MIA28767637.910.1-17.856.51.4-3.340.65.3-7.075.31.36.88.07.31.70.93.01.426.8
2011-12MIA27626237.510.0-18.953.10.9-2.436.26.2-8.177.11.56.47.96.21.90.83.41.527.1
2010-11MIA26797938.89.6-18.851.01.2-3.533.06.4-8.475.91.06.57.57.01.60.63.62.126.7
2009-10CLE25767639.010.1-20.150.31.7-5.133.37.8-10.276.70.96.47.38.61.61.03.41.629.7
2008-09CLE24818137.79.7-19.948.91.6-4.734.47.3-9.478.01.36.37.67.21.71.13.01.728.4
2007-08CLE23757440.410.6-21.948.41.5-4.831.57.3-10.371.21.86.17.97.21.81.13.42.230.0
2006-07CLE22787840.99.9-20.847.61.3-4.031.96.3-9.069.81.15.76.76.01.60.73.22.227.3
2005-06CLE21797942.511.1-23.148.01.6-4.833.57.6-10.373.80.96.17.06.61.60.83.32.331.4
2004-05CLE20808042.49.9-21.147.21.4-3.935.16.0-8.075.01.46.07.47.22.20.73.31.827.2
2003-04CLE19797939.57.9-18.941.70.8-2.729.04.4-5.875.41.34.25.55.91.60.73.51.920.9
通算23季1622—37.69.8-19.450.61.6-4.734.95.5-7.473.6——7.57.41.50.73.5—26.8
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ