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Michael Porter Jr.

#17

Brooklyn Nets/SF

年齢
28歳
身長
208cm (6-10)
体重
99kg (218lbs)
ドラフト
2018 1巡目 14位
NBA経験
8年目
2026-27 年俸
$40,806,150
Rookie Max Extension2022-2027FA予定: 2027

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

208cmという体格から放たれるリリースポイントの高いジャンプショットが最大の武器で、2025-26シーズンは平均24.2得点(上位帯20-27.9)をUSG% (使用率) 29.2%のエリート帯負荷で生産した。試投の半分にあたる1試合9.3本の3ポイントを打ち切りながらTS% (トゥルー・シューティング成功率) 59.5%(上位帯58.5-61.9%)、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 55.5%(上位帯54.5-57.9%)の効率を確保しており、ハイボリュームと高効率を両立できる数少ないウィングスコアラーである。コンテストの上からでも角度を変えずに打ち抜けるメカニクスにより、キャッチ&シュート、リズムドリブルからのプルアップ、トランジションのトレイル3と発射方法が多彩で、相手は常にフルコートで所在を把握し続けなければならない。FT% (フリースロー成功率) 85.9%の上位帯(80-87.9%)はラインからの得点を安定させ、TOV% (ターンオーバー率) 9.3%の平均帯(8.5〜11.5%)はエース級の使用率を任されながらボールを失わない安全性を示す。非得点面でもDRB% (ディフェンシブ・リバウンド獲得率) 18.8%は上位帯(18-24.9%)にあり、平均7.1リバウンドで守備の締めくくりを担える。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

クリエイト面の限界は数値に明確に表れており、2025-26シーズンは平均3.0アシストに対しターンオーバー2.3本、AST/TO (アシスト/ターンオーバー比) 1.30はリーグ下位(1.5未満)で、AST% (アシスト率) 16.5%も平均帯(15-24.9%)にとどまる。USG% 29.2%というエース級のボール保持量を与えられながら味方のショットを作る量が伴っておらず、自分で打ち切るか失うかの二択に寄りやすい。得点の内訳を見てもFG% (フィールドゴール成功率) 46.3%・3P% (3ポイント成功率) 36.3%はいずれも平均帯であり、TS%の高さはFT% 85.9%と3ポイント試投量に支えられた面が大きい。1試合18.4本のフィールドゴール試投に対しFTA (フリースロー試投) は4.4本と少なく、リムへ強引に到達してファウルを獲得する引き出しは限定的である。出場も52試合にとどまり、稼働の安定性は引き続き評価上の留保となる。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃での役割は、208cmのサイズでフロアを広げるストレッチ型フィニッシャー兼セカンドスコアラーである。2025-26シーズンは1試合18.4本の試投のうち9.3本を3ポイントが占め、成功3.4本・3P% 36.3%(平均帯35-36.4%)というボリューム型のアウトサイド生産が得点の土台を作った。コーナーやウイングでの待機、ドラッグスクリーンからのポップ、トランジションのトレイル3といったオフボール発射に加え、ミスマッチにはからのプルアップやターンアラウンドで自ら取り切る手段も持ち、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 55.5%・TS% (トゥルー・シューティング成功率) 59.5%という上位帯効率に結実している。一方でFG% (フィールドゴール成功率) 46.3%は平均帯にとどまり、FTA (フリースロー試投) 4.4本と接触からの得点は少なく、ドライブのコース取りが直線的なためリムプロテクターが待つ密集地帯では決定率が落ちやすい。パス面はAST% (アシスト率) 16.5%・平均3.0アシストの平均帯で、TOV% (ターンオーバー率) 9.3%の低さは長所である反面、ダブルチームを崩して味方を活かすより早めに自らのショットへ移行する傾向を映している。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備での最大の実質的貢献はリバウンドで、DRB% (ディフェンシブ・リバウンド獲得率) 18.8%の上位帯(18-24.9%)・平均7.1リバウンドはディフェンスの締めくくりとして計算でき、ORB% (オフェンシブ・リバウンド獲得率) 4.0%の平均帯と合わせTRB% (総リバウンド獲得率) 11.0%を確保している。一方でボールへの直接的な干渉は乏しく、BLK (ブロック) 0.3本は平均帯(0.2〜0.5本)、STL (スティール) 1.1本も上位帯(0.8-1.2)にとどまり、208cmという体格に見合ったリムでの威圧感やパスレーンの分断は数字に表れていない。DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 120はリーグ下位(118以上が悪い。数値は低いほど良い)で、スイッチされた際の横方向の対応やスクリーンをくぐった後の復帰スピードに難があり、相手のセットで指名された時に穴になりやすい。この乖離は、長さを活かすヘルプ役では機能する一方、オンボールで直接背負う任務では失点を抑えきれないという役割依存の守備価値を示唆する。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 52 試合先発 52 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

7 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26BKN28525232.58.5-18.446.33.4-9.336.33.8-4.485.91.35.77.13.01.10.32.32.224.2
2024-25DEN27777733.76.9-13.650.42.5-6.439.51.9-2.576.81.85.27.02.10.60.51.42.018.2
2023-24DEN26818131.76.4-13.348.42.7-6.839.71.1-1.483.61.35.77.01.50.50.71.11.816.7
2022-23DEN25626229.06.4-13.248.73.0-7.341.41.5-1.980.01.04.55.51.00.60.51.11.917.4
2021-22DEN249929.44.1-11.435.91.1-5.320.80.6-1.055.61.05.66.61.91.10.21.31.89.9
2020-21DEN23615431.37.3-13.454.22.8-6.344.51.7-2.279.11.55.87.31.10.70.91.32.119.0
2019-20DEN2255816.43.5-7.050.91.1-2.742.21.1-1.383.31.23.54.70.80.50.50.91.89.3
通算739729.56.5-13.149.22.6-6.439.71.8-2.280.26.51.60.70.61.317.3
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ