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Pascal Siakam

#43

Indiana Pacers/PF / SF

年齢
32歳
身長
203cm (6-8)
体重
111kg (245lbs)
ドラフト
2016 1巡目 27位
NBA経験
10年目
2026-27 年俸
$48,924,624
Maximum Contract2024-2028FA予定: 2028

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

平均24.0得点・USG% 29.2%(ユーセージ/得点関与率)という第一オプション級の得点負荷を、キャリア10年目にして自ら背負い切るハイボリューム・スコアラー。からのスピンムーブ、左右両手で角度を変えるフローター、でのターンアラウンドと、ペイントからミドルレンジにかけての引き出しが極めて多彩で、1試合18.6本という高い試投数の上でFG% 48.4%(上位帯)を維持している。特筆すべきはTOV% 8.2%(ターンオーバー率)という平均以上の水準(7.0〜8.4%)で、これだけの高負荷を担いながらボールを失わない安定感は同ポジションでも稀有な資質である。さらに3P成功率35.8%(平均帯)を1試合4.7本の試投で保ち、Stretch Big (ストレッチビッグ) として相手のビッグマンをペイント外へ引きずり出すスペーシング機能と、AST% 19.0%(アシスト率)・平均3.8アシストに表れるからの展開力を兼備している。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

1試合18.6本ものシュートを放ちながら、TS% 56.2%(トゥルー・シューティング成功率)・eFG% 52.9%(実効フィールドゴール成功率)はいずれも平均帯(TS% 57〜58%、eFG% 53.5〜54.4%)を下回っており、得点ボリュームに効率が追随していない。最大の穴はFT成功率69.3%で、1試合6.1本ものフリースローを獲得する接触型スコアラーでありながら平均帯(75〜79.9%)を大きく割り込み、自ら勝ち取ったファウルを得点へ換金しきれていない。USG% 29.2%の高負荷に対しAST% 19.0%は平均帯にとどまり、アシスト/ターンオーバー比1.73は平均帯(1.8〜2.4)を下回るなど、ダブルチームを浴びた際の即時の判断は最上位のクリエイターには届かない。守備の数字ではブロック0.4本が下位帯で、203cm・111kgという体格に対しORB% 4.1%・TRB% 9.5%とリバウンド関与も平均帯どまりである。加えて出場は62試合にとどまり、32歳という年齢を踏まえれば稼働管理も今後の論点となる。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

ハーフコートの第一オプションとして1試合18.6本を放ち9.0本を沈める、明確なオンボール型スコアラー。からのスピン、逆手でのフィニッシュ、でのターンアラウンド・フェイダウェイが主武器で、トランジションではディフェンスリバウンド後に自らボールを運びランナーで完結させる。3Pは1試合4.7本で1.7本成功(35.8%、平均帯)と、Stretch Big (ストレッチビッグ) としてコーナーからウィングでスペースを確保できる水準にはあるが、プルアップ3Pを量産して相手のを罰する種類のシューターではない。Post Hub (パッシングビッグ) としては起点のやショートロールからの展開が機能してAST% 19.0%・平均3.8アシストを記録し、TOV% 8.2%(平均以上の水準)の低さがこの起点役割の信頼性を裏づけている。一方で効率面ではTS% 56.2%・eFG% 52.9%と平均帯を下回り、ORtg 112もリーグ平均(114前後)以下。ミドルレンジ比重の高いショットプロファイルとFT% 69.3%という換金力の低さが、高いボリュームを高い期待値へ変換しきれない主因となっている。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

ただしスティール1.1本は平均帯、ブロック0.4本は下位帯であり、リム際でボールを叩き落とす種類のプロテクターではなく、最後尾のリムプロテクションはセンターに依存する前提のロールを担う。実際にDRtg 117はリーグ平均(114前後)より悪い側に振れており、個人の対人守備よりチーム全体の守備構造の影響を強く受けた数字と読むべきだが、擁護できる水準でもない。リバウンドは平均6.6本、DRB% 15.1%・TRB% 9.5%といずれも平均帯で、203cm・111kgのフォワードとしては可もなく不可もない関与度である。ORB% 4.1%とオフェンスリバウンドへの突入も限定的で、ミスショット後は速やかにトランジションディフェンスへ帰陣するバランス重視の分担となっている。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 62 試合先発 62 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

10 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26IND32626233.29.0-18.648.41.7-4.735.84.2-6.169.31.45.26.63.81.10.42.22.424.0
2024-25IND31787832.77.9-15.251.91.6-4.238.92.9-3.973.41.75.26.93.40.90.51.42.420.2
2023-24TOT30808033.28.5-15.953.61.1-3.134.63.6-5.073.21.75.37.14.30.80.31.82.421.7
TOR30393934.78.3-16.052.21.2-3.731.74.3-5.775.81.44.96.34.90.80.32.12.222.2
IND30414131.88.7-15.854.91.0-2.538.63.0-4.269.92.15.77.83.70.80.41.42.621.3
2022-23TOR29717137.48.9-18.548.01.3-4.032.45.2-6.777.41.86.07.85.80.90.52.43.224.2
2021-22TOR28686837.98.8-17.849.41.1-3.234.44.2-5.674.91.96.68.55.31.30.62.73.322.8
2020-21TOR27565635.87.8-17.245.51.3-4.429.74.4-5.482.71.75.57.24.51.10.72.33.121.4
2019-20TOR26606035.28.3-18.445.32.2-6.135.94.0-5.179.21.16.37.33.51.00.92.52.822.9
2018-19TOR25807931.96.5-11.854.91.0-2.736.93.0-3.878.51.65.36.93.10.90.71.93.016.9
2017-18TOR2481520.73.1-6.150.80.4-1.622.00.7-1.162.11.03.54.52.00.80.50.82.07.3
2016-17TOR23553815.61.9-3.750.20.0-0.114.30.4-0.668.81.22.23.40.30.50.80.62.04.2
通算1069131.47.1-14.249.71.2-3.434.43.2-4.375.16.63.60.90.61.818.5
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ