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Patrick Beverley

#5FA (未契約)

Unsigned FA (未契約)/PG / SG

年齢
35歳
身長
188cm (6-2)
体重
82kg (180lbs)
ドラフト
2009 2巡目 42位
NBA経験
13年目
2026-27 年俸
FA
Free Agent (未契約)FA (未契約)FA予定: 2026

2026-27の公式ロースターに在籍が確認できないため、所属チームなし(未契約)として扱っています。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

Patrick Beverleyは、堅実なボールハンドリングと高い戦術理解度を備えたガードプレイヤー。オフェンスのセットプレーを正確にコールし、ボールを停滞させず味方のオープンスペースへ配球する安定したゲームメイクを持ち味としている。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

直近の実働データ(2023-24シーズン、PHI/MIL合算73試合・20.0分)が示す通り、自力でショットを作る能力はすでに大きく目減りしている。FG% (フィールドゴール成功率) 41.7%はリーグ下位帯(43%未満)、3P% (3ポイント成功率) 33.7%もリーグ平均帯(35〜36.4%)に届かず、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 54.1%・eFG% (実効フィールドゴール成功率) 50.0%はいずれも平均を明確に下回る。得点効率がここまで沈むと、6.2得点というボリュームの少なさ(下位帯)と相まって、オフェンスでは実質的にスペーシング要員以上の役割を担えない。

USG% (ユーセージ率、attempt消費の割合) 14.1%は下位帯であり、これは役割上の低消費であると同時に、彼にボールを預ける設計が成立しないことの裏返しでもある。ORtg (オフェンシブ・レーティング) 110は平均帯(110以下)に位置し、Net Rating (ネットレーティング) は-1.6とマイナス。ディフェンスの看板であるはずのカウンティング指標も、STL (スティール) 0.6本・BLK (ブロック) 0.4本といずれも平均帯まで落ち込んでおり、全盛期の2016-17シーズン(HOU)に1.5本を記録したガードとしては見る影がない。加えて、2024-25シーズン以降はNBAでの出場記録自体が存在せず、現在37歳を超える年齢とブランクは、契約価値そのものへの根本的な疑問符となっている。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃面の実像は「低消費・低効率・低ミス」という極端に偏ったプロファイルである。USG% (ユーセージ率) 14.1%は下位帯で、20.0分の出場に対し6.2得点(下位帯)にとどまる。シュートの内訳を見ると、FG% (フィールドゴール成功率) 41.7%は下位帯、3P% (3ポイント成功率) 33.7%はリーグ平均帯(35〜36.4%)に届かず、結果としてTS% (トゥルー・シューティング成功率) 54.1%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 50.0%と、得点効率はいずれも平均以下に沈んでいる。キャリア通算では2015-16 HOUの40.0%を筆頭に3P%が38%を超えたシーズンが複数あり、この落ち込みは加齢に伴う明確な後退である。

一方で、ボールを触ったときの判断そのものは崩れていない。AST% (アシスト率) 20.5%はリーグ上位帯、2.9アシストも平均帯に収まり、TOV% (ターンオーバー率) 9.4%は平均帯(8.5〜11.5%)で、ターンオーバーは1試合0.9個に抑制されている。FT% (フリースロー成功率) 82.2%も上位帯で、ラインに立てば計算が立つ。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備は依然として彼の存在価値の中心だが、その内実は往時とは質的に異なる。ガードとしてDRB% (ディフェンシブ・リバウンド率) 12.5%を確保している点は評価でき、TRB% (トータル・リバウンド率) 7.9%、ORB% (オフェンシブ・リバウンド率) 3.3%と、188cmのバックコートとしてボードに絡む姿勢は保たれている。ボールへの圧力、ローテーションの声出し、ファウルを誘発するポジショニングといった数字に出にくいハッスル面が、これらの守備指標を支えている。

一方で、かつての武器だったボールへの直接的な干渉力は明確に失われた。STL (スティール) 0.6本、BLK (ブロック) 0.4本はいずれも平均帯で、2016-17 HOUの1.5スティールから半減している。Net Rating (ネットレーティング) -1.6は、彼が出場している時間帯でチームが優位を築けていないことを示し、守備指標の良さがチーム全体の結果には結びついていない。つまり現在の彼は「守備で穴にならない」水準ではあっても、単独でマッチアップを破壊するペリメーターストッパーではない。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2023-24

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 73 試合先発 13 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

12 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2023-24TOT35731320.02.2-5.241.70.8-2.533.71.0-1.282.20.72.63.32.90.60.40.91.86.2
MIL3526820.92.1-5.339.11.0-2.836.10.9-1.085.20.72.93.62.60.70.50.61.76.0
PHI3547519.62.2-5.143.20.7-2.332.11.1-1.381.00.62.43.13.10.50.41.01.86.3
2022-23TOT34676727.12.1-5.440.01.2-3.633.50.7-1.072.30.73.03.72.90.90.60.92.86.2
CHI34222227.52.1-5.439.51.1-3.730.90.4-0.753.30.94.04.93.51.00.70.82.95.8
LAL34454526.92.2-5.440.21.2-3.534.80.9-1.178.00.52.63.12.60.90.60.92.86.4
2021-22MIN33585425.43.1-7.540.61.4-4.234.31.7-2.372.21.13.14.14.61.20.91.33.09.2
2020-21LAC32373422.52.5-5.942.31.5-3.839.71.0-1.280.00.82.43.22.10.80.80.92.97.5
2019-20LAC31515026.32.9-6.743.11.6-4.038.80.6-0.966.01.14.15.23.61.10.51.33.17.9
2018-19LAC30784927.42.5-6.140.71.4-3.639.71.2-1.678.01.04.05.03.80.90.61.13.47.6
2017-18LAC29111130.44.4-10.840.32.2-5.540.01.3-1.582.41.52.64.12.91.70.52.33.112.2
2016-17HOU28676730.73.4-8.142.01.6-4.338.21.1-1.476.81.44.45.94.21.50.41.53.39.5
2015-16HOU27716328.73.6-8.443.41.7-4.440.00.8-1.268.21.02.53.53.41.30.41.33.39.9
2014-15HOU26565530.83.6-9.538.32.1-5.835.60.8-1.175.01.23.04.23.41.10.41.53.310.1
2013-14HOU25565531.33.6-8.641.41.6-4.636.11.5-1.881.41.32.23.52.71.40.41.23.110.2
2012-13HOU2441017.41.9-4.641.80.9-2.337.50.8-1.082.91.11.62.72.90.90.51.12.05.6
通算1266626.52.9-7.041.31.4-3.936.61.0-1.476.14.13.41.10.51.28.3
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ