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Payton Pritchard

#11

Boston Celtics/PG

年齢
28歳
身長
185cm (6-1)
体重
88kg (195lbs)
ドラフト
2020 1巡目 26位
NBA経験
6年目
2026-27 年俸
$7,767,857
出身
オレゴン大学
Standard Veteran Contract2024-2028FA予定: 2028

2023年10月合意の4年$30M延長契約(2024-25〜2027-28)。2025-26は2年目の$7,232,143。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

ボールを失わないハンドラーとしての価値が突出している。2025-26シーズンのTOV% (ターンオーバー率) 6.5%はエリート基準(7%未満)を下回り、平均5.2アシストに対しターンオーバーは1.4本、AST/TO (アシスト/ターンオーバー比) 3.71もエリート水準(3.5以上)で、32.3分という上位帯(28-33.9分)の出場時間を任されながらポゼッションを浪費しない。シュートでは平均7.1本の3ポイント試投を3P% (3ポイント成功率) 37.7%の上位帯(36.5-39.9%)で沈め、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 56.1%の上位帯(54.5-57.9%)効率を確保した。を連続で使いながら足を止めず、キャッチから最短動作でリリースまで到達するフットワークの畳み方が、この試投量と成功率の両立を支えている。FT% (フリースロー成功率) 89.0%はエリート水準(88%以上)で、終盤のファウルゲームで最も信頼できる打ち手の一人となる。チーム影響力もORtg (オフェンシブ・レーティング) 120のエリート水準(119以上)、NetRtg (ネット・レーティング) +8.0のエリート帯(+8.0以上)と良好で、79試合出場という稼働の安定性も含めローテーションの土台として機能した。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

185cmというサイズ由来の制約が、守備とリバウンド双方の数字に表れている。2025-26シーズンのTRB% (総リバウンド獲得率) 5.9%は下位帯(6.0%未満)を下回り、DRB% (ディフェンシブ・リバウンド獲得率) 9.0%・ORB% (オフェンシブ・リバウンド獲得率) 2.6%はいずれも平均帯、平均3.9リバウンドとガラス際でポゼッションを終わらせる役には立ちにくい。ディフェンスでもSTL (スティール) 0.7本は平均帯、BLK (ブロック) 0.1本は下位帯にとどまり、相手はサイズ有利を突いてポストアップやスイッチでの標的に選んでくる。攻撃面ではFTA (フリースロー試投) が平均1.7本と極端に少なく、1試合13.8本の試投に対しリムでの接触から加点する経路がほぼ存在しないため、得点の期待値がジャンプショットの当たり外れに強く連動する。FG% (フィールドゴール成功率) 46.4%・USG% (使用率) 21.0%は平均帯、AST% (アシスト率) 23.4%は上位帯で、ガードとしても相手の陣形を自力で崩し切る量には達しておらず、第一起点というより第二の組み立て役に位置づけられる。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスでの立ち位置は、ムーブメントシューターとセカンドハンドラーの兼務である。2025-26シーズンは1試合13.8本の試投のうち7.1本が3ポイントで、成功2.7本・3P% 37.7%(上位帯36.5-39.9%)というオフボール発射がスペーシングの中核をなし、やダブルスクリーンから絶えず動き続けることでヘルプディフェンスを一箇所に留めさせない。ドライブでは大きなアドバンテージを作るというより、ヘルプが寄った瞬間のポケットパスやコーナーへのキックで処理する設計で、AST% (アシスト率) 23.4%の平均以上帯にTOV% (ターンオーバー率) 6.5%の平均以上の水準(20.0〜26.9%)とAST/TO 3.71のエリート水準を組み合わせ、平均5.2アシストを極めて低いリスクで供給する。効率はeFG% (実効フィールドゴール成功率) 56.1%の上位帯、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 58.4%と上位帯(58.5%以上)にわずかに届かない良好な水準にあり、FG% (フィールドゴール成功率) 46.4%が平均帯にとどまるのはリムでのフィニッシュ機会が少ないショット構成を反映している。FT% 89.0%のエリート水準を持ちながらFTA (フリースロー試投) 1.7本と獲得ファウルが乏しい点が最大の構造的制約で、USG% (使用率) 21.0%・平均17.0得点という生産量も、単独で相手の守備計画を書き換えるレベルには至らない。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備は指標上の評価と個人任務の限界が併存する。一方でSTL (スティール) 0.7本は平均帯、BLK (ブロック) 0.1本は下位帯で、パスレーンを割ってボールを奪う、あるいはリムで軌道を変えるといった単独でポゼッションを終わらせる能力は乏しい。185cmというサイズゆえ、ウィングやビッグにスイッチさせられるとポストで沈められやすく、相手のアクションで指名される前提のヘルプ・ローテーション設計が必要になる。リバウンドでもDRB% (ディフェンシブ・リバウンド獲得率) 9.0%の下位帯・平均3.9リバウンドと、ボックスアウトの担当を果たす以上のガラス際の貢献は見込みにくい。総じて、破壊力ではなくエラーの少なさと規律で穴を最小化するタイプの守備者である。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 79 試合先発 50 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

6 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26BOS28795032.46.4-13.846.42.7-7.137.71.5-1.789.00.93.13.95.20.70.11.41.517.0
2024-25BOS2780328.45.1-10.847.23.2-7.840.70.9-1.184.51.32.63.83.50.90.21.01.514.3
2023-24BOS2682522.33.6-7.746.81.8-4.738.50.6-0.782.10.92.43.23.40.50.10.71.39.6
2022-23BOS2548313.42.1-5.141.21.2-3.236.40.3-0.375.00.51.31.81.30.30.00.80.85.6
2021-22BOS2471214.12.3-5.342.91.4-3.541.20.3-0.3100.00.51.41.92.00.40.10.60.96.2
2020-21BOS2366419.22.8-6.344.01.5-3.841.10.6-0.788.90.51.92.41.80.60.10.81.67.7
通算642622.53.9-8.545.82.0-5.239.30.7-0.887.12.93.00.60.10.910.5
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ