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Reggie Jackson

#10FA (未契約)

Unsigned FA (未契約)/PG / SG

年齢
36歳
身長
188cm (6-2)
体重
94kg (208lbs)
ドラフト
2011 1巡目 24位
NBA経験
14年目
2026-27 年俸
FA
Free Agent (未契約)FA (未契約)FA予定: 2026

2026-27の公式ロースターに在籍が確認できないため、所属チームなし(未契約)として扱っています。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

Reggie Jacksonは、堅実なボールハンドリングと高い戦術理解度を備えたガードプレイヤー。オフェンスのセットプレーを正確にコールし、ボールを停滞させず味方のオープンスペースへ配球する安定したゲームメイクを持ち味としている。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

最も重い事実は、2025-26シーズンの出場記録が一切存在しないことである。シーズンスタッツの行そのものがなく、35歳を過ぎたガードとしてキャリアの終着点に近づいていることを示している。

直近の実働である2024-25シーズンのフィラデルフィアでも、内容は明確な下降線を描いた。出場31試合・12.4分で4.4得点・1.5アシスト、FG% (フィールドゴール成功率) 39.1% は評価基準の下位帯 (43%未満) に沈み、3P% (3ポイント成功率) 33.8% も平均帯 (35.0-36.4%) に届かない。出場時間は2015-16シーズンのデトロイト時代の30.7分から12.4分まで縮小し、ピーク時の半分にも満たない。

守備・非得点面の貢献も乏しい。2024-25シーズンのスティール0.5本、ブロック0.1本はともに下位帯、リバウンド1.4本も下位帯で、188cmのガードサイズが数字として還元されていない。

キャリアを通じた FG% の不安定さも一貫した課題であった。2021-22シーズンのロサンゼルス・クリッパーズでは31.2分・16.8得点というボリュームを担いながら FG% 39.2%・3P% 32.6% にとどまり、負荷を上げるほど効率が落ちる傾向を最後まで解消できなかった。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

2025-26シーズンは出場記録が存在しないため、攻撃面の評価はキャリア全体と直近の実働から行うほかない。ピークは2015-16シーズンのデトロイトで、30.7分・18.8得点・6.2アシスト・3P% (3ポイント成功率) 35.3% とチームの一次オンボール役を完全に担った。さらに前年2014-15シーズン、デトロイト移籍後の27試合では32.2分・17.6得点・9.2アシストという突出した配球量を記録しており、ピック&ロールから自ら得点も配球もできる典型的なリードガードであった。

シュートに関しては、ボリュームと精度が反比例する傾向が一貫していた。役割を絞った2020-21シーズンのクリッパーズでは23.0分・10.7得点で 3P% 43.3% とエリート帯 (40%以上) を記録し、2022-23シーズンにはクリッパーズでの52試合を含む合計68試合で FT% (フリースロー成功率) 91.0% とエリート帯 (88%以上) を達成している。一方、負荷が上がった2021-22シーズンには31.2分・16.8得点を担いながら FG% (フィールドゴール成功率) 39.2%・3P% 32.6% まで落ち込んだ。

役割適応能力の高さは晩年の稼働に表れている。2023-24シーズンのデンバーでは82試合皆勤で22.2分・10.2得点・3.8アシスト、FG% 43.1%・3P% 35.9%・FT% 80.6% と、ベンチからのセカンドユニット運営役として安定した数字を残した。

しかし直近の2024-25シーズンのフィラデルフィアでは31試合・12.4分・4.4得点、FG% 39.1% の下位帯まで縮小し、2025-26シーズンには出場記録自体が消えた。攻撃面の実像は、リードガードとしての実績と現在の稼働状況との間に大きな乖離がある状態である。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備は、キャリアを通じて彼の評価を押し上げる要素にはならなかった。直近の実働である2024-25シーズンのフィラデルフィアではスティール0.5本、ブロック0.1本、リバウンド1.4本といずれも下位帯にとどまり、188cmというガードとしては恵まれたサイズが守備のイベント創出に転化されていない。

キャリア全体を見ても傾向は一貫している。スティールの最高値は2013-14シーズンのオクラホマシティで記録した1.1本 (28.5分) であり、これですら評価基準では平均帯 (0.8-1.2) にとどまり、上位帯 (1.3-1.7) には一度も到達していない。ブロックはキャリアを通じて1試合0.0〜0.2本の下位帯で推移し、への寄与は事実上存在しなかった。

一方で、非得点面で評価すべきなのは晩年の可用性である。2018-19シーズンのデトロイトでは82試合皆勤で27.9分・リバウンド2.6本をこなし、2023-24シーズンのデンバーでも再び82試合皆勤で22.2分・リバウンド1.9本・3.8アシストを記録した。2016-17シーズン (52試合)、2017-18シーズン (45試合)、2019-20シーズン (31試合) と出場を大きく落とした時期を挟みながら、30代半ばで2度のフルシーズン稼働を達成した点は、ローテーション運用上の信頼につながる材料であった。

総じて彼は「守備で価値を作るガード」ではなく、攻撃側の生産で守備の失点を上回ることを前提としたタイプであった。得点力が2024-25シーズンの4.4得点まで縮小した時点で、守備面に代替価値を見出す余地は残っていない。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2023-24

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 82 試合先発 23 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

14 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2024-25PHI3531112.41.7-4.339.10.8-2.433.80.2-0.377.80.31.11.41.50.50.10.51.14.4
2023-24DEN34822322.24.0-9.243.11.2-3.535.91.0-1.280.60.41.51.93.80.50.21.31.810.2
2022-23TOT33684024.43.9-9.441.11.4-4.233.31.0-1.191.00.41.82.13.40.70.11.71.710.2
LAC33523825.74.1-9.841.81.5-4.235.01.2-1.392.40.41.82.23.50.70.11.81.810.9
DEN3316219.93.1-8.038.31.2-4.327.90.6-0.883.30.21.61.83.10.60.11.21.47.9
2021-22LAC32757531.26.4-16.339.22.2-6.832.61.8-2.284.70.53.13.64.80.70.22.32.116.8
2020-21LAC31674323.03.9-8.745.01.8-4.243.31.0-1.281.70.42.52.93.10.60.11.11.910.7
2019-20TOT30311624.04.3-10.541.11.8-4.739.31.5-1.783.30.52.43.04.10.40.21.61.911.9
DET30141027.25.4-14.138.42.2-5.937.81.9-2.478.80.82.12.95.10.60.11.61.514.9
LAC3017621.33.4-7.545.31.5-3.741.31.1-1.290.50.42.63.03.20.30.21.62.29.5
2018-19DET29828227.95.4-12.842.12.1-5.736.92.5-2.986.40.52.12.64.20.70.11.82.515.4
2017-18DET28454526.75.5-12.842.61.2-3.830.82.5-3.083.60.62.12.85.30.60.12.21.914.6
2016-17DET27525027.45.5-13.041.91.3-3.535.92.3-2.686.80.41.82.25.20.70.12.22.514.5
2015-16DET26797930.76.8-15.743.41.5-4.235.33.7-4.386.40.72.53.26.20.70.12.82.418.8
2014-15TOT25774029.55.6-12.943.40.9-3.129.92.4-2.883.00.73.54.26.00.80.12.42.214.5
OKC25501328.05.0-11.543.20.9-3.227.82.0-2.386.10.63.54.04.30.80.11.81.912.8
DET25272732.26.8-15.643.61.0-3.133.73.0-3.879.61.03.64.79.20.70.13.52.717.6
2013-14OKC24803628.55.0-11.544.01.0-3.133.92.0-2.289.30.53.43.94.11.10.12.11.813.1
2012-13OKC2370014.22.1-4.645.80.3-1.523.10.7-0.983.90.32.12.41.70.40.20.81.25.3
2011-12OKC2245011.11.1-3.532.10.3-1.421.00.6-0.686.20.30.91.21.60.60.00.80.73.1
通算1488424.74.6-10.942.31.3-3.834.11.8-2.085.92.84.10.70.11.812.3
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ