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Ronald Holland II

#5

Detroit Pistons/SF / PF

年齢
20歳
身長
203cm (6-8)
体重
93kg (206lbs)
ドラフト
2024 1巡目 5位
NBA経験
2年目
2026-27 年俸
$1,891,857
Rookie Scale Contract2024-2028FA予定: 2028

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

20歳ながら78試合(チーム内でも上位の出場試合数)に出場し、ルーキーイヤーに続いて高い耐久性とローテーションでの信頼を示している。オンコートのネットレーティングは+5.7(上位帯)、DRtgも105(エリート帯)と、若手ながらピストンズの守備が機能する時間帯を支えている。FT%80.5%は平均帯の数字で、24-25シーズンの75.4%から向上しており、フリースローの正確性は着実に成長している。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

3Pシュートを一定数放つものの、成功率(25.3%)に波があり、シュートタッチが冷えた試合でオフェンスの得点効率を落とす場面が散見される。より確実なオープンシチュエーションを選別するシュートセレクションの向上が課題である。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

2年目の2025-26シーズン、20歳にして78試合すべてに先発し19.9分を任され、USG% (ユーセージ率、attempt消費の割合) は18.4%とリーグ平均帯(18〜23.9%)の下端まで上昇した。得点も前年2024-25シーズンの6.4点から8.2点へ伸ばしており、役割の拡大自体は着実に進んでいる。改善が最も明確なのはフリースローで、FT% (フリースロー成功率) 80.5%は上位帯(80〜87.9%)に到達し、ルーキーイヤーの75.4%から明確に向上した。

しかし得点効率は依然として厳しい。TS% (トゥルー・シューティング成功率) 52.5%とeFG% (実効フィールドゴール成功率) 47.8%はいずれも下位帯、FG% (フィールドゴール成功率) 43.2%もリーグ平均帯(45〜47.9%)に届かない。最大の要因が3P% (3ポイント成功率) 25.3%という下位帯(33%未満)の外角精度であり、ルーキーイヤーの23.8%からほぼ横ばいで、2年間にわたりスペーシングに寄与できていない。ディフェンスはこの外角を捨ててリムを固めることができるため、彼のドライブそのものの価値も目減りしている。

プレーメイクも未成熟だ。AST% (アシスト率) 8.8%は下位帯(9.0%未満)、1.2アシストも下位帯で、ヘルプが寄った際の捌きが選択肢になっていない。TOV% (ターンオーバー率) 12.1%はリーグ下位帯だが、8.2得点というボリュームに対して1.2ターンオーバーは決して軽くない。ORtg (オフェンシブ・レーティング) 110は平均帯(110以下)であり、現時点の攻撃面はNBAレベルで純然たるマイナス要素である。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備は現時点で彼の最大の商品価値であり、チーム指標がそれを裏付けている。DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 105はエリート水準(108以下)に達し、Net Rating (ネットレーティング) +5.7も上位帯(+4〜+9.9)である。攻撃面の効率が下位帯に沈んでいるにもかかわらずチーム収支が大きくプラスであるという事実は、彼が出場している時間帯のデトロイトの優位がほぼ守備側で生み出されていることを意味する。STL (スティール) 1.2本はリーグ上位帯の上端で、ルーキーイヤーの0.6本から倍増しており、203cm・93kgのサイズと運動能力を活かしたパスレーンでの読みが2年目で明確に改善した。

一方で、守備の内訳には偏りもある。BLK (ブロック) 0.3本は平均帯で、からのリム保護は役割としても能力としても担っていない。リバウンドはTRB% (トータル・リバウンド率) 9.7%、DRB% (ディフェンシブ・リバウンド率) 14.1%、ORB% (オフェンシブ・リバウンド率) 5.2%といずれもリーグ平均帯で、4.0リバウンドも平均帯。ボードでの突出はないが、フォワードとして必要な最低限は確保している。20歳で78試合という稼働の高さと、その全てで先発を任され続けた事実は、守備面での信頼が既に確立されていることの何よりの証左である。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 78 試合先発 5 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

2 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26DET2078519.93.0-7.043.20.6-2.525.31.5-1.980.51.13.04.01.21.20.31.22.38.2
2024-25DET1981215.62.4-5.147.40.4-1.923.81.1-1.575.40.52.22.71.00.60.20.91.76.4
通算215917.72.7-6.044.70.5-2.222.71.3-1.776.43.31.10.90.21.07.3
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ