Baseline
選手一覧に戻る

Scottie Barnes

#4

Toronto Raptors/SF / PF

年齢
25歳
身長
203cm (6-8)
体重
108kg (237lbs)
ドラフト
2021 1巡目 4位
NBA経験
5年目
2026-27 年俸
$41,754,690
出身
フロリダ州立大学
Rookie Max Extension2025-2030FA予定: 2030

2021年ドラフト全体4位。2024年7月にルーキー最大延長契約 (5年) へ合意し、2025-26シーズンから発効。2029-30シーズン終了後にフリーエージェントとなる見込み。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025-26シーズンのScottie Barnesは、攻守両面でボックススコアを埋められる203cm・108kgのポイントフォワードです。平均5.9アシスト、AST% (アシスト率) 25.5%はいずれも平均以上の帯にあり、ディフェンスリバウンドを自ら確保してそのまま運ぶグラブ&ゴーと、からのを軸に、Toronto Raptorsのトランジションとハーフコートの双方へ流れを作ります。FG% (フィールドゴール成功率) 50.7%は平均以上の水準で、長い腕とサイズを活かしたからのドライブとポストアップで内側を高確率に仕留めます。守備では平均1.4スティールと平均1.5ブロックをいずれも平均以上の帯で同時に記録しており、ガードからビッグまでスイッチしながらパスラインとリムの両方に干渉できる希少な守備適応力を示しています。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

最大の課題はアウトサイドシュートです。3P% (3ポイント成功率) は30.4%と明確に平均を下回る水準にあり、試投数も平均2.8本まで縮小しているため、相手ディフェンダーがスクリーンの下をくぐって距離を空けても罰する手段を持ちません。このスペーシング欠如がハーフコートの窮屈さへ直結し、USG% (使用率) 22.6%を担いながら平均得点は18.1と上位帯にとどまります。TS% (トゥルー・シューティング成功率) 57.7%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 53.7%も平均帯であり、FG% (フィールドゴール成功率) 50.7%というリング周辺の高確率をジャンプシュートが押し下げている構図が読み取れます。平均3.7本というフリースロー試投も、108kgの体格でコンタクトを作れる選手としては物足りず、効率を底上げする手段を欠いています。ハンドラーとしてはAST/TO (アシスト対ターンオーバー比) 2.27と平均帯で、対人プレッシャーの強い相手には配球のテンポが落ちます。リバウンドもTRB% (総リバウンド率) 11.0%は上位帯、ORB% (攻撃リバウンド率) 5.5%は平均帯にとどまり、フロントコートでの体格を数値へ変換し切れていません。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

オフェンスの実像は「アークの内側で高確率、外側では脅威になれない」という明確な二極構造です。平均14.0本のフィールドゴール試投から7.1本成功のFG% (フィールドゴール成功率) 50.7%は平均以上ですが、内訳を分解すると2ポイントが平均11.2本試投から6.2本成功で約55%、3ポイントは平均2.8本試投から0.9本成功の30.4%であり、価値の大半を内側で稼いでいます。からのドライブ、を突くポストアップ、ディフェンスリバウンド直後のプッシュが主要な得点源で、AST% (アシスト率) 25.5%が示す通りとドライブ&キックで味方の3ポイントを作る司令塔機能も兼ね備えます。ただし相手が下がって守れる前提のためドライブレーンは常に混雑しており、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 57.7%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 53.7%という平均帯の効率と、USG% (使用率) 22.6%・平均18.1得点という中庸なボリュームに落ち着いています。フリースローは平均3.7本試投から3.0本成功で81.5%と成功率自体は平均以上のため、試投数を増やせれば効率を押し上げる余地は残されています。出場時のORtg (オフェンシブレーティング) 115は概ねリーグ平均並みの水準です。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備こそがBarnesの価値の中核です。平均1.4スティール、平均1.5ブロックはいずれも平均以上の帯にあり、203cm・108kgとリーチを兼ね備えた体格によって、PoA Defender (ペリメーターストッパー) としてガードへ寄せることも、スイッチ後にウイングやビッグを受け持つこともできます。一方で常時ゴール下を守るアンカーではなく、平均7.5リバウンド、TRB% (総リバウンド率) 11.0%、DRB% (守備リバウンド率) 16.6%はいずれも平均帯であり、サイズから期待されるほどのリバウンド支配は数値に現れていません。ボックスアウトの徹底やルーズボールへの反応といったハッスル面の貢献は安定しており、80試合を戦い抜いた稼働率と併せて守備スキームの前提として置ける存在ですが、最終ラインを単独で背負うRim Protector (ゴール下守護神) としての完成度にはなお距離があります。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 80 試合先発 80 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

5 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26TOR24808033.57.1-14.050.70.9-2.830.43.0-3.781.51.95.67.55.91.41.52.62.618.1
2024-25TOR23656532.87.3-16.444.61.2-4.327.13.5-4.675.51.76.07.75.81.41.02.81.719.3
2023-24TOR22606034.97.5-15.747.51.7-4.934.13.3-4.278.12.45.98.26.11.31.52.82.019.9
2022-23TOR21777634.86.0-13.245.60.8-2.928.12.5-3.277.22.34.36.64.81.10.82.02.215.3
2021-22TOR20747435.46.2-12.649.20.8-2.630.12.1-2.973.52.64.97.53.51.10.71.82.615.3
通算535634.36.8-14.347.51.0-3.430.72.8-3.777.57.55.21.31.12.417.4
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ