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Shai Gilgeous-Alexander

#2

SGA

Oklahoma City Thunder/PG / SG

年齢
28歳
身長
198cm (6-6)
体重
88kg (195lbs)
ドラフト
2018 1巡目 11位
NBA経験
8年目
2026-27 年俸
$40,806,150
Maximum Rookie Extension2022-2027FA予定: 2027

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

Shai Gilgeous-Alexander (シェイ・ギルジャス・アレクサンダー) は2025-26シーズンに平均31.1得点を記録し、PPGのエリート基準(28得点以上)を明確に上回るリーグ最高峰のスコアラーです。特筆すべきは、USG% (使用率) 32.3%というエリート級のボール支配量を担いながら、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 66.5%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 59.7%、FG% 55.3%といずれも各指標のエリート基準を突破している点で、「超高負荷×超高効率」という極めて稀な両立を実現しています。長いストライドと緩急自在のペースコントロールでディフェンダーの重心を外し、ミッドレンジのプルアップ、ユーロステップからの柔らかいフィニッシュ、接触を作り出すクラフトなドライブによって1試合平均9.0本のフリースロー(成功率87.9%、上位帯)を獲得する得点手段の多層性が最大の武器です。さらにTOV% (ターンオーバー率) 6.9%はエリート基準(7%未満)を下回り、AST% (アシスト率) 33.2%・平均6.6アシスト・AST/TO比3.0(いずれもエリート帯)と併せて、超高使用率のハンドラーとしては異例のボール管理精度を誇ります。オンコートのNet Rating +16.3、ORtg 122、DRtg 105はすべてエリート基準に到達しており、彼が主導するラインナップの支配力を数値面から裏付けています。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

サイズ198cmに対しリバウンド関与は明確な弱点で、ORB% (オフェンスリバウンド率) 1.7%は平均を大きく下回り、TRB% (トータルリバウンド率) 6.2%も平均帯(6.0〜10.9%)に届かず、平均4.3リバウンド(RPGでは平均帯)もサイズから期待される水準には達していません。ショットプロファイルも偏りがあり、3P試投は1試合4.4本にとどまるため、ボールを持たない局面で相手ディフェンスを引き伸ばすスペーシング・グラビティ(引力)は、得点総量に比して限定的です。またUSG% 32.3%というボール支配は諸刃の剣であり、彼がベンチに下がる、あるいはやトラップでボールを離させられた局面ではハーフコートオフェンスが停滞しやすい構造的リスクを抱えます。得点効率の相当部分を1試合9.0本のフリースロー獲得に依存している点も、笛の基準が厳格化するプレーオフでは目減りしうるトレードオフです。加えて体重88kg(195ポンド)という細身のフレームはスイッチ後のポストアップで押し込まれる要因となります。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃面はピック&ロールとアイソレーションを両輪に据えた完全なオンボール型で、2025-26シーズンは1試合19.4本の試投から10.8本を沈め、FG% 55.3%(エリート基準55%以上)というガードとしては異例の成功率を残しました。ドリブルの高さを変えるヘジテーション、ディフェンダーの腕の下をくぐるスネークドリブル、減速からのワンレッグ・フェイダウェイまで、通常は非効率とされるミッドレンジを主武器として成立させている点が最大の特徴です。ペイントアタックにヘルプが寄れば、AST% 33.2%・平均6.6アシストが示す通りコーナーやダンカースポットへ的確に配球し、TOV% 6.9%(エリート)とAST/TO比3.0(エリート帯)が示す判断の堅実さでボールロストを最小化します。一方でショットセレクションは3P試投1試合4.4本と現代のスター級ハンドラーとしては控えめで、得点構成はリムアタック、ミッドレンジ、そして1試合9.0本のフリースローに大きく依存しています。3P成功率38.6%(上位帯)を保ったまま試投数を増やせるかが、密集したハーフコートを解きほぐす次の課題です。オンコートORtg 122(エリート基準120以上)は、この構造でも極めて高い攻撃価値を生んでいることを裏付けています。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

198cmの長身ガードとしてのリーチとハンドチェックの巧みさを活かし、パスレーンの先読みとディグからのポークアウェイでライブボール・ターンオーバーを誘発し、そのまま自らトランジションの起点に転じます。オンコートDRtg 105はエリート基準(108以下)に入り、スイッチを多用するチーム構造の中で彼が穴になっていないことを示しています。ただし守備価値は個で相手を圧殺する型ではなく、ブロック0.8本(平均帯)が示す通りリム周りの最終ラインを担う役割ではありません。体重88kg(195ポンド)のフレームゆえ、ミスマッチを突かれてポストで正面から当たられた際は押し込まれます。非得点貢献のうちリバウンドは明確な弱点で、DRB% (ディフェンスリバウンド率) 10.0%は平均帯の下限、TRB% 6.2%は平均的な水準にとどまり、ディフェンスリバウンドの回収は基本的にビッグマンとウィングに委ねる分業型です。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 68 試合先発 68 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

8 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26OKC27686833.210.8-19.455.31.7-4.438.67.9-9.087.90.63.74.36.61.40.82.22.031.1
2024-25OKC26767634.211.3-21.851.92.1-5.737.57.9-8.889.80.94.15.06.41.71.02.42.232.7
2023-24OKC25757534.010.6-19.853.51.3-3.635.37.6-8.787.40.94.75.56.22.00.92.22.530.1
2022-23OKC24686835.510.4-20.351.00.9-2.534.59.8-10.990.50.94.04.85.51.61.02.82.831.4
2021-22OKC23565634.78.5-18.845.31.6-5.330.05.9-7.281.00.74.35.05.91.30.82.82.524.5
2020-21OKC22353533.78.2-16.150.82.0-4.941.85.3-6.580.80.54.24.75.90.80.73.02.023.7
2019-20OKC21707034.76.8-14.547.11.2-3.634.74.1-5.180.70.75.25.93.31.10.71.91.719.0
2018-19LAC20827326.54.2-8.747.60.6-1.736.71.9-2.480.00.72.12.83.31.20.51.72.110.8
通算853033.18.8-17.350.91.4-3.835.86.3-7.386.44.75.31.40.82.325.3
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ