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Terry Rozier

#2FA (未契約)

Unsigned FA (未契約)/SG / PG

年齢
32歳
身長
185cm (6-1)
体重
86kg (190lbs)
ドラフト
2015 1巡目 16位
NBA経験
10年目
2026-27 年俸
FA
Free Agent (未契約)FA (未契約)FA予定: 2026

2026-27の公式ロースターに在籍が確認できないため、所属チームなし(未契約)として扱っています。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

Terry Rozierの最大の価値は、2023-24シーズン(Miami Heatでの61試合)に平均33.4分・USG% (使用率) 25.3%という上位帯の攻撃負荷を担いながら、TOV% (ターンオーバー率) 7.0%という平均以上の水準でボールを失わなかった点にあります。平均5.6アシストに対しターンオーバーは1.7本、AST/TO (アシスト/ターンオーバー比) 3.29は上位帯で、AST% (アシスト率) 26.8%のクリエイト量と高いボール保全を同時に成立させています。得点面では平均19.8得点、3Pを1試合6.7本試投して2.4本成功(36.3%)と、ピック&ロールからのプルアップ3Pとスクリーン後のサイドを主兵装に、セカンドユニットの攻撃を単独で立ち上げられます。低い重心と細かいクロスオーバーでスクリーンに頼らずシュートスペースを作れるハンドリングは、ハーフコートで停滞した攻撃のリセットボタンとして機能します。フリースローも86.9%と平均以上の精度を備え、クロージング局面でファウルゲームの標的にされても崩れません。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

課題は、上位帯の使用率に見合った効率を伴っていない点です。2023-24シーズンのTS% (トゥルー・シューティング成功率) は55.6%、eFG% (実効フィールドゴール成功率) は51.2%、フィールドゴール成功率も44.3%と、いずれもリーグ平均を下回る水準にとどまりました。1試合16.4本のフィールドゴール試投に対しフリースロー試投はわずか3.2本で、リムアタックやファウルドローによる効率の底上げをほとんど持たず、得点をジャンプシュートの当たり外れに依存する構造が固定化しています。オンコートのチーム指標も厳しく、ORtg (オフェンシブ・レーティング) 110は下位水準、NetRtg (ネット・レーティング) -7.0は明確な下位帯であり、個人の高いボリュームがチームの得失点差に結びついていません。185cmという体格はスイッチ後ので狙われやすく、ORB% (攻撃リバウンド率) 1.7%が示すとおりポゼッション延長への寄与も乏しい点が弱点です。出場が61試合にとどまった稼働面の不安定さも、ローテーション設計上のリスクとして残ります。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃の実像は、3Pとミドルのプルアップに大きく寄った自己創出型のコンボガードです。2023-24シーズンは1試合16.4本のフィールドゴールを試投して7.2本成功、うち3Pが6.7本試投・2.4本成功(36.3%)と試投の約4割をが占め、残りもスクリーンを使った後のミドルレンジが中心となります。USG% 25.3%・AST% 26.8%とオンボール比重は高く、TOV% 7.0%のボール管理と平均5.6アシストで味方を使う設計は成立していますが、TS% 55.6%・eFG% 51.2%と効率は平均を下回り、フリースロー試投3.2本という低いファウルドロー量がそれを固定化しています。フリースロー自体は86.9%と精度が高いだけに、リムへ到達する回数の少なさがそのまま効率の天井になっている構図です。結果としてORtg 110は下位水準であり、単独でハーフコート攻撃を成立させる能力と、それをチーム効率へ変換する力の間には明確なギャップが残ります。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

ガードとしてはDRB% (守備リバウンド率) 11.0%・平均4.0リバウンドとボードへの参加も悪くなく、ディフェンスリバウンドを自ら確保してそのままプッシュできる点は速攻の起点として機能します。一方でDRtg (ディフェンシブ・レーティング) は117と平均より悪い水準であり(DRtgは低いほど良い指標です)、185cmという体格上、スイッチでサイズのあるウイングやビッグを背負わされる局面ではポストで押し込まれやすくなります。ハンドラーには上体を寄せて食らいつくものの、スクリーンナビゲーションで一歩遅れた際に回復するためのリーチと高さが不足し、味方のヘルプを要求する頻度が高くなります。総じて守備は決定的な穴ではないものの優位を作り出す領域でもなく、攻撃面の負荷とセットで評価すべき水準です。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2023-24

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 61 試合先発 60 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

10 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2024-25MIA31642325.93.9-9.939.11.4-4.829.51.4-1.785.20.73.03.72.60.60.21.21.110.6
2023-24TOT30616033.47.2-16.444.32.4-6.736.32.8-3.286.90.63.54.05.61.00.31.71.719.8
MIA30313031.56.1-14.542.32.1-5.737.12.0-2.291.30.63.64.24.61.00.31.31.616.4
CHA30303035.58.4-18.345.92.8-7.735.83.6-4.384.50.63.33.96.61.10.42.21.723.2
2022-23CHA29636335.37.8-18.941.52.6-8.032.72.8-3.580.90.83.34.15.11.20.32.11.921.1
2021-22CHA28737333.77.1-16.044.43.0-8.137.42.1-2.485.20.83.54.34.51.30.31.31.619.3
2020-21CHA27696934.57.4-16.445.03.2-8.338.92.4-2.981.70.73.74.44.21.30.41.91.720.4
2019-20CHA26636334.46.3-14.942.32.7-6.740.72.6-3.087.40.83.64.44.11.00.22.22.018.0
2018-19BOS25791422.73.3-8.438.71.5-4.335.30.9-1.278.50.43.53.92.90.90.30.91.39.0
2017-18BOS24801625.94.0-10.039.51.9-5.038.11.4-1.977.20.83.94.72.91.00.21.01.511.3
2016-17BOS2374017.12.0-5.636.70.8-2.431.80.7-0.977.30.52.53.11.80.60.10.60.95.5
2015-16BOS223908.00.7-2.727.40.2-0.722.20.2-0.380.00.61.01.60.90.20.00.50.61.8
通算1066527.65.1-12.141.82.0-5.635.91.7-2.182.23.93.50.90.21.313.9
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ