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Toumani Camara

#33

Portland Trail Blazers/SF

年齢
26歳
身長
201cm (6-7)
体重
104kg (230lbs)
ドラフト
2023 2巡目 52位
NBA経験
3年目
2026-27 年俸
$18,080,358
Standard Contract2024-2026FA予定: 2027

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

Toumani Camaraは2025-26シーズンに82試合すべて先発出場して平均33.3分を消化した、稼働面と役割遂行の両面で完成度の高い3&D (3P&ペリメーター守備) ウイングです。攻撃では3Pを1試合7.2本試投して2.7本成功、成功率37.0%と、スターターのウイングとして平均を上回る精度を高い試投量で両立させ、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 56.3%も上位帯に達しています。USG% (使用率) 16.0%という軽い攻撃負荷でこの効率を出しているため、ボールを要求せずに味方のクリエイターへ最大限のスペースを供給できる点が価値の中核です。ターンオーバーは平均1.8本、TOV% (ターンオーバー率) 11.1%と良好で、キャッチ後に即座にリリースするか味方へリレーするかの判断に迷いがありません。守備ではPoA (Point of Attack/攻撃起点) の第一守備者として平均1.1スティールを記録し、201cm・104kgのサイズと横方向の速さを両立させることで、1番から4番まで守備対象を切り替えられる汎用性を備えています。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

攻撃の引き出しは依然として限定的です。フィールドゴール成功率44.0%は平均を下回っており、3P(37.0%)以外の領域——とりわけ自らドリブルから作るシュートやリムでのフィニッシュ——の精度が全体を押し下げています。フリースローは1試合1.7本しか獲得できず、成功率も70.8%と平均以下で、終盤に意図的にファウルの標的とされた場合の耐性は高くありません。USG% (使用率) 16.0%は平均帯、AST% (アシスト率) 10.3%も平均を下回り、平均2.5アシストに対して1.8ターンオーバー(AST/TO 1.39は下位帯)と、ボールを持って局面を打開する役割は任せづらい水準にとどまります。201cm・104kgというサイズに対してブロックは平均0.4本と下位帯、DRB% (守備リバウンド率) 10.3%は平均帯の下限、TRB% (総リバウンド率) 7.2%は平均を下回っており、リムプロテクションとポゼッション終結はビッグマンに委ねる形が続いています。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃はローユーセージのスペーサーとして完全に最適化されています。1試合のフィールドゴール試投10.9本のうち7.2本が3Pであり、試投の3分の2をが占める極端なショットダイエットで、そこを37.0%(平均以上の精度)で沈めることによりeFG% (実効フィールドゴール成功率) 56.3%という上位帯の効率を作り出しています。キャッチから最短動作で放つクイックリリースと、味方ハンドラーのドライブに合わせてコーナーからウイングへ移動するリロケーションが持ち味で、トランジションでは先にアークへ走り込んでドライブレーンを空ける役割も担います。一方でフィールドゴール成功率44.0%が示すとおり2P領域のフィニッシュは安定せず、フリースロー試投1.7本・成功率70.8%というファウルドローの少なさとFT精度の低さが、eFG% 56.3%(平均帯)に対してTS% (トゥルー・シューティング成功率) 57.8%を平均帯に押しとどめる要因になっています。USG% 16.0%・AST% 10.3%・平均2.5アシストという数値どおりオンボールでの創出は担当外であり、ORtg (オフェンシブ・レーティング) 114もチーム平均並みの貢献にとどまります。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備こそがCamaraの本領で、2025-26シーズンは82試合先発してPoA (Point of Attack/攻撃起点) の第一守備者を務め続けました。横方向のスライドで先に足を置き、上体を当てて減速させながら不用意に手を出さずに追走するチェイス能力と、スクリーンに薄く滑り込むナビゲーションが技術的な武器で、平均1.1スティール(平均帯)という数字以上に、ボールマンの初速を殺して味方のヘルプ到達を待たせるタイプの貢献はボックススコアに表れにくいものです。弱点も明確で、ブロックは平均0.4本と下位帯でリムでの垂直的な抑止力は乏しく、DRB% (守備リバウンド率) 10.3%・平均5.1リバウンドとディフェンスリバウンドの確保率も高いとは言えないため、ヘルプでペイントに寄った後のボックスアウトは味方任せになりがちです。それでもORB% (攻撃リバウンド率) 4.3%やルーズボールへの反応に表れるハッスルは一貫しており、82試合フル稼働で最も重い守備タスクを毎晩引き受けられること自体が、非得点面における最大の貢献となっています。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 82 試合先発 82 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

3 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26POR26828233.34.8-10.944.02.7-7.237.01.2-1.770.81.63.65.12.51.10.41.82.913.4
2024-25POR25787832.74.2-9.245.81.7-4.637.51.2-1.672.22.23.65.82.21.50.61.42.911.3
2023-24POR24704924.82.8-6.345.00.8-2.533.71.1-1.475.82.02.94.91.20.90.51.22.57.5
通算323030.54.0-8.944.71.8-4.936.51.2-1.674.35.32.01.20.51.510.9
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ