Baseline
選手一覧に戻る

Tre Johnson

#12

Washington Wizards/SG

年齢
20歳
身長
196cm (6-5)
体重
86kg (190lbs)
ドラフト
2025 1巡目 6位
NBA経験
1年目
2026-27 年俸
$8,649,600
Rookie Scale Contract2025-2029FA予定: 2029

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

2025年ドラフト1巡目6位指名の20歳ながら、2025-26シーズンは出場60試合すべてで先発を任され、平均24.0分で12.2得点(PPG平均帯)を記録したスコアリングガード。最大の武器はシュートタッチの純度であり、FT% (フリースロー成功率) 87.4%はリーグ上位帯、3P% (3ポイント成功率) 35.8%を1試合5.4本という高い試投量の上で平均帯に維持している。キャッチ&シュートに加え、スクリーン経由のプルアップとまで備えたショットメイクの引き出しは、ルーキーイヤーの水準を明らかに超えている。USG% (使用率) 22.0%という上位帯のオンボール負荷を背負いながらTOV% (ターンオーバー率) 10.3%を平均帯に収めており、ボールセキュリティは1年目から実戦水準に達している。198cm・86kgとシューティングガードとして十分なサイズを備え、ショットクロック終盤の一発解決役として計算できる存在である。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

効率面は明確な課題で、FG% (フィールドゴール成功率) 41.9%はリーグ平均帯(45〜47.9%)を大きく下回り、eFG% (実効フィールドゴール成功率) 50.8%とTS% (トゥルー・シューティング成功率) 53.5%はいずれも下位帯に沈む。1試合10.8本の試投に対しフリースロー試投がわずか1.5本しかなく、リムへのアタックとコンタクトからのファウル獲得が決定的に不足している点が、この低効率の主因である。プレーメイクも自己完結型で、AST% (アシスト率) 12.2%は平均帯(15〜24.9%)に届かず、アシスト2.0に対しターンオーバー1.6でAST/TO (アシスト・ターンオーバー比) は約1.3と下位帯にとどまる。守備の生産も乏しく、STL (スティール) 0.6本とBLK (ブロック) 0.3本はいずれも平均帯、DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 120は悪い側の水準である。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

USG% (使用率) 22.0%という上位帯の負荷で1試合10.8本を放ち、うち5.4本が3ポイントというジャンプシュート偏重のショットプロファイルを持つ。3P% (3ポイント成功率) 35.8%は平均帯、FT% (フリースロー成功率) 87.4%は上位帯であり、素のシュートタッチそのものは信頼に足る一方、FG% (フィールドゴール成功率) 41.9%とeFG% (実効フィールドゴール成功率) 50.8%が示す通り総合的なフィニッシュ精度は伴っていない。TS% (トゥルー・シューティング成功率) 53.5%が平均帯(57〜58%)を明確に下回る最大の理由はフリースロー試投1.5本という極端に低いファウル獲得力にあり、リム到達後の完結力とドロー技術の習得が次の成長課題に直結する。TOV% (ターンオーバー率) 10.3%は平均帯で、ドリブルからのプルアップやでショットクロックを消化する役割自体は既にこなせている。ただしAST% (アシスト率) 12.2%が示す通りパスによる波及効果は限定的で、ORtg (オフェンシブ・レーティング) 109は下位帯にとどまる。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

非得点面の貢献は現時点で限定的で、STL (スティール) 0.6本とBLK (ブロック) 0.3本はともに平均帯、DRB% (ディフェンスリバウンド率) 9.3%は下位帯、TRB% (トータルリバウンド率) 5.5%もガードという文脈を差し引いてなお下位帯(6.0%未満)に届かず、ボールに絡んで相手のポゼッションを終わらせる回数が少ない。DRtg (ディフェンシブ・レーティング) 120とNetRtg (ネットレーティング) -11.2という数値には所属チームの守備崩壊という文脈補正が必要だが、個人としてもオフボールのローテーション判断とスクリーンナビゲーションの精度は発展途上にある。60試合すべてで先発を務め、1年目から主力の役割を担い続けた稼働そのものも、20歳という年齢を踏まえれば評価に値する要素である。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 60 試合先発 42 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

1 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26WAS20604224.14.5-10.841.91.9-5.435.81.3-1.587.40.52.42.82.00.60.31.62.012.2
通算16024.14.5-10.841.71.9-5.435.21.3-1.586.72.82.00.60.31.612.2
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ