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Trey Murphy III

#25

New Orleans Pelicans/SF / PF

年齢
26歳
身長
203cm (6-8)
体重
93kg (206lbs)
ドラフト
2021 1巡目 17位
NBA経験
5年目
2026-27 年俸
$27,000,000
Rookie Scale Extension (ルーキー延長契約)2025-2029FA予定: 2029

2024年10月にNew Orleans Pelicansと4年総額約1億1200万ドルのルーキースケール延長契約に合意し、2025-26シーズンから発効。契約は2028-29シーズンまでで、記載の$25,000,000は延長初年度(2025-26)の年俸。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

Trey Murphy IIIは2025-26シーズンに平均21.5得点(上位帯)を記録し、Off-Ball Shooter (ムーブメントシューター) から本格的な二次的スコアラーへ役割を拡張した。効率が伴っている点が最大の価値で、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 61.3%・eFG% (実効フィールドゴール成功率) 57.2%はいずれも上位帯、FT% (フリースロー成功率) 88.6%はエリート帯(88%以上)に達する。1試合8.6本という多量の3P試投を3.2本成功・37.9%(上位帯)で成立させており、オフスクリーンのカール、シュート後のリロケーション、トランジションのトレーラー3Pといった動きながらの射撃を高い確率で決め切る。USG% (使用率) 22.3%までオンボール負荷が増えても TOV% (ターンオーバー率) は7.9%と平均以上帯(22.0〜25.9%)に収まり、平均3.8アシストに対しターンオーバーは1.8本と、保持量の増加をミスに転化させていない。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

最大の懸案は稼働で、2025-26シーズンの出場は66試合にとどまり、フルシーズンを通した可用性は確立できていない。203cm・93kgという細身のフレームは、ポストで体重を預けてくるパワーフォワードやフィジカルなウイングに対して押し込まれる要因となる。リバウンドは同サイズのフォワードとして明確に不足しており、平均5.7リバウンドに対し TRB% (総リバウンド率) 7.8%は平均帯(6.0〜10.9%)に届かず、ORB% (オフェンスリバウンド率) 2.6%は平均帯である。も期待できず、BLK (ブロック) 0.4は平均帯にとどまる。オンコートの収支も芳しくなく、DRtg (ディフェンシブレーティング) 117は下位帯(117以上)から大きく外れ、NetRtg (ネットレーティング) −3.6とともにリーグ平均を下回っている。オンボールの創造力も依然として限定的で、AST% (アシスト率) 16.0%・平均3.8アシストはいずれも平均帯にすぎず、ハーフコートが停滞した局面で単独で解決策を作り出す一次的クリエイターではない。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

攻撃はスペーシングを基盤としつつ、オンボールの比重を高めたハイブリッド型へ移行している。平均15.9本のフィールドゴール試投のうち8.6本を3Pが占め、3.2本を37.9%(上位帯)で成功させる射撃が役割の中核を成す。FG% (フィールドゴール成功率) 47.0%自体は平均帯にすぎないが、3P比率の高さと、1試合3.7本のフリースローを88.6%(エリート帯)で沈める精度が上乗せされ、TS% (トゥルー・シューティング成功率) 61.3%・eFG% (実効フィールドゴール成功率) 57.2%という上位帯の総合効率に到達している。USG% (使用率) 22.3%は上位帯であり、Primary Initiator (司令塔・第一起点) ではなく高効率な第二・第三オプションとして設計された負荷配分である。ハンドラーとしての伸長は AST% (アシスト率) 16.0%・平均3.8アシストという平均帯の数値に表れるが、より重要なのはターンオーバー1.8本・TOV% (ターンオーバー率) 7.9%(平均以上帯)という低リスク運用で、AST/TO比は約2.1で平均帯である。ただし ORtg (オフェンシブレーティング) 114はリーグ平均前後であり、個人効率の高さがチームのオフェンス収支に十分転嫁されているとは言い難い。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

守備は Point of Attack (攻撃起点) でのボールマンプレッシャーと、203cmのサイズを活かした複数ポジション対応が持ち味である。一方でリムを守る能力はほとんどなく、BLK (ブロック) 0.4は平均帯で、ドライブを最後に止める工程はビッグに委ねられる。リバウンドも弱点で、DRB% (ディフェンスリバウンド率) 13.1%は平均帯、TRB% (総リバウンド率) 7.8%と ORB% (オフェンスリバウンド率) 2.6%は平均を下回り、サイズに見合った回収貢献はできていない。チーム文脈を含めた帰結は厳しく、DRtg (ディフェンシブレーティング) 117・NetRtg (ネットレーティング) −3.6はいずれもリーグ平均を下回っており、個人のペリメーター守備の質がユニット全体の失点抑制には結び付いていない。総じて、対人守備は評価できるがとリバウンドという二つの穴を周囲に補ってもらう必要がある守備者である。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2025-26

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 66 試合先発 66 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

5 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2025-26NOP26666635.57.5-15.947.03.2-8.637.93.3-3.788.61.04.85.73.81.50.41.82.121.5
2024-25NOP25535135.07.2-15.845.43.0-8.336.13.8-4.388.70.94.25.13.51.10.71.92.121.2
2023-24NOP24572329.64.8-10.944.33.0-7.838.02.2-2.681.50.74.24.92.20.90.50.61.214.8
2022-23NOP23796531.04.9-10.148.42.6-6.340.62.2-2.490.50.72.83.61.41.10.50.82.014.5
2021-22NOP2262113.91.8-4.539.41.1-3.038.20.7-0.888.20.81.62.40.60.40.10.31.05.4
通算531729.05.2-11.346.02.6-6.738.12.4-2.788.64.32.21.00.41.115.4
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ