Baseline
選手一覧に戻る

Wesley Matthews

#5現役引退

Retired (現役引退)/SG / SF

年齢
39歳
身長
196cm (6-5)
体重
100kg (220lbs)
ドラフト
2009 2009年 ドラフト外 (Undrafted)
NBA経験
15年目
2026-27 年俸
Retired (現役引退)
Retired (現役引退)RetiredFA予定: 2026

2023-24シーズン終了後、2024年オフに契約満了。以降NBAでのプレー実績はなく、2025-26シーズンはミルウォーキー・バックス/FanDuel Sports Networkの放送分析官(ブロードキャスター)としてキャリアを継続中。

スカウティングレポート

ポジティブな特徴(強み)

15年間にわたりNBAでプレーしたベテランウィングであるWesley Matthewsは、屈強なフレームと高い競争心を武器に、キャリアを通じて信頼される3&D (3P&ペリメーター守備) タイプのウィングとしての評価を確立した。最終シーズンとなった2023-24シーズン(アトランタ・ホークス)でも3P% (3ポイント成功率)は34.8%を記録し、キャッチ&シュートのシューターとしてのアウトサイドの脅威を晩年まで維持した。FT% (フリースロー成功率)75.0%という数字にも、シュートフォームの再現性の高さが表れている。キャリア初期のポートランド・トレイルブレイザーズ時代には200試合以上の連続出場記録を打ち立て、2015年のアキレス腱断裂という大怪我からも見事に復帰を果たすなど、屈指のタフネスと耐久性を誇った。2020年にはロサンゼルス・レイカーズの一員としてNBAチャンピオンシップを獲得しており、勝者のメンタリティとロッカールームでのリーダーシップ、プロフェッショナルとしての姿勢は移籍先のどのチームでも高く評価され続けた。

課題・注意点(改善点・トレードオフ)

2023-24シーズン(アトランタ・ホークス)時点で37歳というキャリア晩年にあり、パーリメーター守備で光ったラテラルクイックネスや接触からのリカバリー速度は全盛期と比べ明確に低下していた。USG% (使用率)は11.8%と極めて低く、オンボールでドリブルを突いて自らショットを作り出すクリエイト能力はこの時点でほぼ失われている。FG% (フィールドゴール成功率)は35.1%にとどまり、TS% (トゥルー・シューティング成功率)51.5%、eFG% (エフェクティブ・フィールドゴール成功率)46.3%もリーグ平均を下回る低調な数字で、フィニッシュ力・シュート効率の両面での衰えが顕著だった。出場時間は11.5分と限定的で、36試合出場という起用も含め、チームの中核ローテーションからは外れた周辺的な役割に留まった。ORTG (オフェンシブ・レーティング)109に対しDRTG (ディフェンシブ・レーティング)114と、守備のスペシャリストとして名を馳せたキャリア全盛期の水準には及ばない数字だった。

攻撃面の特徴(効率、スペーシング、クリエイト力)

NBAでの最終シーズンとなった2023-24シーズン、アトランタ・ホークスでMatthewsは36試合に出場し、11.5分の出場時間で3.1PPG、0.6APGという最小限のオフェンス関与にとどまった。ショットセレクションはキャッチ&シュートの3Pに大きく依存しており、FGA (フィールドゴール試投数)2.7本のうちFGA3P (3ポイント試投数)は1.9本と約7割を占め、純粋なシューターとしての役割に徹していた。3P%34.8%はキャリアを通じて維持してきたアウトサイドの脅威をある程度示す一方、FG%35.1%、eFG%46.3%、TS%51.5%と全体的な得点効率は低調で、リムへのアタックやミッドレンジでの得点力はほぼ失われていた。AST% (アシスト率)7.8%、TOV% (ターンオーバー率)5.8%という数字からは、ボールを持った際にシンプルで安全な選択をする、リスクを取らないプレースタイルがうかがえる。

守備・その他の貢献(ディフェンス、ハッスル、リバウンド)

STL0.4、BLK0.3という数字は11.5分という限定的な出場時間を踏まえれば妥当な水準で、球際でのハッスルプレーやルーズボールへの反応の速さは維持されていた。TRB% (トータル・リバウンド率)6.1% (ORB%2.0%、DRB%10.6%)は、ウィングポジションとしては標準的なリバウンド関与であり、ボックスアウトやポジショニングでチームに貢献した。一方でDRTG (ディフェンシブ・レーティング)114という数字は、かつて相手のエース級ウィングを封じ込めたキャリア全盛期の守備力からは後退した内容であり、ラテラルクイックネスの低下がチームディフェンス全体の数字にも表れている。それでも戦術理解度とベテランらしい正しいポジショニングは晩年まで維持しており、限られた出場機会の中で守備の一角を堅実に支える役割に徹した。なおMatthewsは2023-24シーズンを最後にNBAでの現役キャリアを終えており、2025-26シーズンはミルウォーキー・バックス/FanDuel Sports Networkの放送分析官としてバスケットボール界に関わり続けている。

レポート内の数値はすべて下記スタッツと照合済みです。評価表現(「平均以上」等)は用語集のリーグ基準に基づいています。

シーズンスタッツ2023-24

リーグ平均以下リーグ平均リーグ平均以上エリート
出場 36 試合先発 3 試合

基本スタッツ

シュート効率

役割・ボール関与

総合インパクト指標

キャリアスタッツ

15 シーズン

SeasonTmAgeGPGSMPGFGFG%3P3P%FTFT%ORBDRBREBASTSTLBLKTOVPFPTS
2023-24ATL3736311.50.9-2.735.10.7-1.934.80.5-0.775.00.31.21.50.60.40.30.21.23.1
2022-23MIL3652015.81.1-3.136.30.8-2.431.50.5-0.585.70.71.52.20.70.40.30.31.43.4
2021-22MIL35491420.41.8-4.539.51.1-3.233.80.4-0.678.60.61.31.90.70.50.20.41.85.1
2020-21LAL34581019.51.5-4.335.31.1-3.433.50.6-0.785.40.31.31.60.90.70.30.41.44.8
2019-20MIL33676724.42.5-6.339.61.6-4.436.40.8-1.076.50.32.12.51.40.60.10.61.57.4
2018-19TOT32696830.34.0-10.140.02.2-5.837.21.9-2.481.00.52.02.52.30.80.21.32.312.2
IND32232331.53.5-9.138.62.1-5.736.91.8-2.185.40.52.32.82.40.90.21.32.410.9
NYK322127.02.0-9.521.11.0-5.020.02.0-2.580.00.51.01.52.50.50.51.01.07.0
DAL32444429.84.4-10.741.42.3-6.038.02.0-2.579.10.51.92.32.30.80.31.32.313.1
2017-18DAL31636333.84.5-11.140.62.4-6.438.11.3-1.682.20.42.73.12.71.20.31.32.212.7
2016-17DAL30737334.24.6-11.639.32.4-6.636.32.0-2.581.60.23.33.52.91.10.21.42.213.5
2015-16DAL29787833.94.2-10.938.82.4-6.736.01.6-1.986.30.32.73.11.91.00.21.02.312.5
2014-15POR28606033.75.6-12.544.82.9-7.438.91.8-2.475.20.63.13.72.31.30.21.42.215.9
2013-14POR27828233.95.4-12.344.12.5-6.239.33.1-3.783.70.62.93.52.40.90.21.32.116.4
2012-13POR26696934.85.1-11.743.62.4-6.239.82.2-2.779.70.52.32.82.51.30.31.62.514.8
2011-12POR25665333.84.8-11.641.22.0-5.138.32.2-2.686.00.82.53.41.71.50.21.12.213.7
2010-11POR24826933.65.4-11.944.91.9-4.640.73.2-3.884.40.62.63.12.01.20.11.72.415.9
2009-10UTA23824824.73.3-6.948.30.8-2.038.22.0-2.482.90.61.72.31.50.80.21.11.99.4
通算1598629.03.9-9.241.91.9-5.037.81.7-2.182.02.81.90.90.21.111.4
紫字 = キャリアハイTOT = 同一シーズン複数チームの合算数値は1試合平均。出典: NBA公式スタッツ